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2012年10月23日 (火)

猛毒注意!!!(1) Caution deadly poison!!!(1)

知る人ぞ知る「トリカブト」です。紫色のきれいな花を咲かせます。
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 ところが、トリカブトの蜜を吸うクジャクチョウ。。。蜜には毒が無いんでしょうか?それともこの毒はクジャクチョウには効かない???
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 同じくトリカブトの花粉を集めるマルハナバチ。。。これも平気なようです。平気などころか、トリカブトの花はむしろマルハナバチ類によって花粉を媒介するのに適した形になっており、両者は持ちつ持たれつの関係。。。種族保存の上での重要なパートナー同士です。
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 トリカブトの毒は全草に含まれますが、特に根の部分に多く、これを古くから附子(「ぶし」または「ぶす」)と呼んでいました。この毒の主成分はアコニチンと呼ばれるアルカロイド。ヒトに与えると2~5mgで死に至りますので、1グラムもあれば20~50人があの世に・・・植物に含まれる毒素としては非常に強いものです。

 このため、昔からいろいろな物語にも登場します。四谷怪談に出てくるお岩さんが飲まされた毒も、この「附子」だと言われていますし、韓国ドラマ「チャングムの誓い」にも「附子湯」が登場し、毒殺刑に用いられました。東洋だけでなく、西洋にも古くからいろいろな云われがあり、ギリシア神話では地獄の番犬ケルベロスのよだれから生じたとされ、また、伝説上の狼男はトリカブトが苦手とされています。

 余談ですが、醜い女性のことを「ぶす」というのは、このトリカブトの毒の名前からきているそうです。トリカブトの毒を飲むと神経系の機能が麻痺し、無表情で不気味な状態になります。逆に言えば、表情豊かな女性はそれだけで美しいと言うことでしょうか。

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