« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月28日 (金)

今年のベストショット(3) The best shot of 2012(3)

 さて、今回は写真的に良く撮れたものベスト5です。。。なかなか選ぶのが難しく、しかもいろんなものを雑多に撮っているので、選考結果も雑多なものになってしまいました(;ω;)

 第5位。。。奈良県桜井市の談山(たんざん)神社にある十三重の塔です。知る人ぞ知る紅葉の名所なんですが、この塔はどの角度から見ても非常に均整のとれたプロポーションで、見とれてしまいます。。。
_dsc_0099_2

 第4位。。。これも紅葉の写真です。乗鞍高原の山中で撮ったハウチワカエデの巨木。最近、魚眼レンズに凝ってて、巨木の根元に寝っ転がって写すと、こんなふうになります。
_dsc_0250

 第3位。。。やはり私は沖縄好き。。。青い海と空には惹かれます。これは古宇利島大橋。沖縄本島では最も海がきれいな場所じゃないかと思います。。。
_dsc_0380

 第2位。。。ヘビをくわえたキタキツネ。野生を強く感じる写真です。インパクトという点では今年一番の写真ではないかと思います。目が鋭い。。。
_dsc_0236

 そして、今年のベストショット。。。迷いましたが、同点で2点あります。。。1つ目は、やはり私は虫好き・蝶好きなので。。。アザミの花を目指して、みんな集合です。
_dsc_0520


 そしてもう1点は、名護の夏祭りの花火。。。海面に花火が映り、西の空がまだ明るく、ちょっと神秘的な中での花火大会でした。。。
_dsc_0371

 番外編です。。。2012年5月21日、関東地方でもくっきりと金環食が見えました。直前までどしゃ降りの雨だったんですが、奇跡的に雲が薄くなり、肉眼でも見えるような状況でした。もう生きている間に見ることはないかもわかりません。今年の大きな出来事として挙げておきます。。。
Dsc_0092

 というわけで、このブログもなんとか定着してきたように思います。また来年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月25日 (火)

今年のベストショット(2) The best shot of 2012(2)

 前回は珍品狙いの写真でしたが、基本的に蝶々ってどれもきれいです。なので今回は普通種編。。。どこにでも比較的数多く分布する蝶の写真ベスト5をご紹介します。


 第5位。。アサギマダラです。旅をする蝶として有名です。というのは、春から夏になると南からどんどん北上し、北海道まで達します。その後秋になって涼しくなってくると、逆に沖縄や台湾まで南下します。なかには1500キロ以上も移動する個体もいて、渡り鳥のようです。優雅に飛ぶ蝶なんですが、意外とたくましいです。
Dsc_0712

 第4位。。。おなじみモンシロチョウです。ほぼ全世界の温帯~亜寒帯に住んでいます。幼虫がキャベツ・アブラナ・ブロッコリーなどの栽培植物を好むので、これらの植物の分布拡大に伴って生息地を広げていったのでしょう。。。
Dsc_0136


 第3位。。。ツマグロヒョウモンです。今にも飛びそうな感じが気に入ってます。ところで、第5・4・3位の蝶が止まっている花が同じ種類なのをお気付きになったでしょうか?この花は「ランタナ」。咲いている間にどんどん色が変わっていくため、「シチヘンゲ」とも呼ばれます。蝶を呼ぶ花です。蜜が多いのかな?

Dsc_0078



 第2位。。。クロアゲハです。この種類も本州以南の全国に分布しています。石垣島で撮影したものですが、チョウチンブッソウゲの花にぶら下がり、何となく風情のある仕上がりになりました。。。

_dsc_0541



 

 堂々のトップはキアゲハです。。。ほぼ日本全土に生息しています。この蝶も不思議な蝶です。というのは、日本ではセリやニンジンの害虫として知られ、決して珍しい種類ではないのに、ヨーロッパでは分布はしているものの、数が少なく、天然記念物として保護している国もあります。またちょっと変わった習性を持っており、標高の低いところに住んでいるのに羽化すると高い山を目指して飛び、日本アルプスの3000メートル級の山々に高山蝶に混じって飛んでいるのも良く見られます。。。
_dsc_0606

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月22日 (土)

今年のベストショット(1) The best shot of 2012(1)

 2012年もあとわずか・・・。そこで、このブログでも今年のベストショットを発表したいと思います。内容は私の独断と偏見によるものですので、あしからず。。。

 さて、ベストショットといっても、私にとっては大きく分けて2種類のジャンルがあります。ひとつは、私は蝶々好きなので、珍しい蝶やめったに見られない蝶を撮ったときの写真。そしてもうひとつは、写真としてうまく撮れたなぁ…というもの。これは蝶々には限らず、あらゆる種類のものが含まれます。

 そして、今回は前者。今年撮影した中で、珍品の蝶の写真ベスト5です。


 まず、第5位。。。乗鞍高原のオオイチモンジです。この蝶は比較的涼しいところに住む大陸系の種類です。日本では中部山岳地帯と北海道の樹林帯に生息します。悠々と滑空しますが、なぜか銀色にピカピカ光るものがお好み。。。このため、クルマに寄って来てしまい、交通事故の犠牲者になってしまうことも多いんです。
_dsc_0173_2


 第4位。。。アサヒナキマダラセセリです。非常に分布が限られる蝶で、日本では石垣島と西表島のみに生息、しかも姿を現すのが5月のみというレアなものです。しかもその上、これらふたつの島の山岳地帯の山頂付近のササに覆われた草原地帯に主に発見されていました。でも今回撮影したのは、海岸線に近い低標高地。地味な蝶なんですが、それなりに気品があります。
Dsc_0278

 第3位。。。後翅が真っ赤になった、石垣島のクロアゲハのメスです。「クロアゲハ」という名前からもわかるように本来は黒い蝶なんですが、南西諸島には遺伝的に、後翅が真っ赤になる系統が存在します。この形質はメスだけにしか発現しないので、オスはほぼ全身真っ黒です。
_dsc_0042

 第2位。。。神奈川県日向薬師のナガサキアゲハです。日向薬師はヒガンバナで有名なところなんですが、そのヒガンバナを訪れているところを撮影しました。このナガサキアゲハ、実は地球温暖化を象徴するような種類なんです。というのは、その名前からもわかるように、以前は九州を北限とする、南方系のアゲハチョウでした。ところが私の学生時代には関西地方まで進出し、最近では関東平野でも頻繁に見られるようになりました。こういった蝶が見られるようになったのは、喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか、フクザツです。。。
_dsc_0244

 そして、第1位。。。トップを取ったのは沖縄本島のフタオチョウです。熱帯地域を代表する蝶で、分布の本拠地はアフリカ大陸。。。日本の蝶の中でもひときわエキゾチックな色合いです。3月から9月頃まで長期にわたって見られますが、一番数が多いのが7月。ただし、高い木の上からなかなか降りてこないので、撮影は容易ではありません。これを撮った時も、レンタカーの屋根に上って撮影しました(=´Д`=)ゞ
_dsc_0012

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月21日 (金)

メリー・クリスマス!!! Merry Christmas!!!

クリスマスも近いので・・・

P1300030
P1310229

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月19日 (水)

ぼけ・・・(5) Bokeh...(5)

 おきて破りの反射望遠レンズ

 「反射望遠レンズ」という、特殊なレンズがあります。詳しくは述べませんが、非常にクセがあって、使いにくいレンズです。私も30年以上前に大金をはたいて購入したんですが、このレンズのボケがまた独特です。写真を見ていただければ一目瞭然、ドーナツ状のボケができます。

 ただ、あまりに使いにくいので、フィルムカメラからデジタル一眼レフに全面切り替えした際に、下取りに出してしまいました。でも、このドーナツぼけが好きだったので、お金さえあれば、また欲しいなと思う今日この頃です。。。

Blog01_1024

_twitter

114




| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月16日 (日)

ぼけ・・・(4) Bokeh...(4)

 前回までは真ん中に被写体があり、バックをぼかすような写真を紹介して来ました。すなわち、真ん中にある被写体にピントを合わせ、バックをぼかすというパターンです。

 でも、時と場合によっては、どこにピントを合わせればいいのか、迷うことがあります。まあ、こればかりは好みの問題。何度も試行錯誤を繰り返すしかなさそうです。下の2枚の写真を見比べてください。同じ場所から同じ時に写した写真ですが、前景のススキの穂にピントを合わせたものと、後景の太陽や雲にピントを合わせたものです。かなり雰囲気が違ってきますが、好みの問題ですね。


Dsc_0018

Dsc_0019

 ぼけ効果を活用する場合、ピントを合わせようとする部分と、ぼけさせる部分の色彩のコントラストを考慮することも重要です。普通は被写体を浮き上がらせるため、全く異なる色彩にします。写真を見てください。真っ赤なもみじに、バックは少し薄暗い藪。。。もみじの赤が浮き上がって、よく目立ちます。

Dsc_0377

 でも、ここでもおきて破り。真っ赤なもみじに真っ赤なバック。くらくらとめまいがしそうな仕上がりになりました。ともかく、いろんな試行錯誤をしてみることが重要です。。。

Dsc_0259

 ぼけ効果の活用は、いろんな場面で使えるんですが、ぼけを使わない方がいいジャンルの写真もあります。代表的なものとして、山岳写真。こればかりは、なるべく全体がはっきりくっきり写っていた方が、見映えがします。

Dsc_0124

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月13日 (木)

ぼけ・・・(3) Bokeh...(3)

 この写真を見てください。コシアキトンボの背景に何やら丸い光が・・・。ちょっと幻想的な雰囲気です。これは皇居のお堀で撮った写真なんですが、水面に光が反射し、キラキラ光ってまぶしい状況でした。

_dsc_0025

 次は石垣島のカンムリワシ。葉っぱで目が隠れてしまって失敗作(笑)なんですが、「独眼竜正宗」などと褒めてくれる人もいます。これも一枚目と同じように背景に丸い光が現われ、幻想的です。これは木漏れ日が反射し、やはりキラキラ光ってまぶしい状態でした。

Dsc_0556

 どうしてこんな幻想的なリングが映るんでしょうか?種明かしをしましょう。3枚目の写真です。

Dsc_0316
 アオスジアゲハが地面で水を飲んでいます。蝶の足元を良く見てください。ピントの合っているところは水が光っているのがよく分かります。ところが徐々に後ろに行くにしたがって、ピントが合っておらず、1・2枚目と同じような幻想的なリングがだんだんと大きくなります。

 そうなんです。木漏れ日や水面など、点光源がピンボケすると、きれいなリング状になります。これは「リングぼけ」と呼ばれるものです。このリングぼけは、ピントはずれが大きいほど、大きなリングになります。

 この効果を利用して木漏れ日・水面・電球などを効果的にぼかし、幻想的な写真を撮影することが出来ます。一度お試しください。結構、奥の深い「ぼけ」の世界にはまりますよ。

 ところで、点はぼけと相性が良いんですが、線状のものは残念ながらあまり相性がよくありません。下の写真はショウジョウトンボですが、バックにぼけた植物の枝が映っており、非常に目障りです。線状のものをうまくぼけさせるのは、なかなか大変です。

_dsc_0066

 頑張ってぼけさせた結果がこれです。さて、どう思われますか???

_dsc_0244

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月10日 (月)

ぼけ・・・(2) Bokeh...(2)

 写真の上での「ぼけ」は日本の文化。日本独自の発想と技術であると思います。

 ところで、効果的にぼけを作る方法・・・実はあるんです。大体、次の3つです。

1.望遠レンズを使う。
 焦点距離の長い望遠レンズを使うと、ピントの合っていないところは、かなり顕著にぼけます。写真は石垣島のカンムリワシなんですが、野生の鳥はなかなか近寄らせてくれません。そこで望遠レンズの出番になるんですが、ピントの合っていない背景は、きれいにぼけます。
Dsc_0558

2.被写体に近付く。
 ともかく出来るだけ被写体に近付くことです。そうするとピントの合っていないところは大きくぼけます。普通のレンズではあまり極端に被写体に近付けないんですが、マクロレンズだとかなりの距離まで近付くことが可能です。これは石垣島のオオゴマダラ。大型の蝶なんですが、おとなしくじっとしていたので、数10センチの至近距離まで近付きました。

Dsc_0302

3.絞りを大きく開く。
 口径の大きいレンズで、絞りを大きく開きます。ただし、口径の大きいレンズって、結構値段が高いんですね。お財布との相談になってしまいます。でも、絞りを大きく開くとシャッタースピードが早くなり、飛翔中の蝶々を撮ったりするのには欠かせません。。。まあ、いつもオートで撮影せずに、カメラの機能をいろいろいじくってみるべきですね。。。写真は乗鞍高原のジョウザンミドリシジミです。ともかく激しく飛び回る蝶なので、飛翔中にピントを合わせるのはかなり難しいです。
Dsc_0139

 こんなことに気をつけながら撮影をすると、そのうち「ぼけの魔術師」になれるかも。。。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年12月 7日 (金)

ぼけ・・・(1) Bokeh...(1)

 日本語がそのまま国際標準になった単語には、結構いろんなものがあります。例えば、東日本大震災で大きくクローズアップされた「津波」。これは世界中どこへ行っても「Tsunami」で通じます。 また、「寿司」「刺身」「すき焼き」といった食べ物の名前は、外国語には置き換えようがないので、たいていそのままで通じます。

 ところで、意外な言葉がそのまま海外でも通じる場合があります。それが「ぼけ」です。英語で表記すると、「Bokeh」になります。もっともこれは、関西人が他人を罵倒するときの「ぼけ!! あほ!! かす!!」ではなくて、写真の用語です。被写体にしっかりとピントを当て、被写体以外をわざとぼかして、まるで浮き上がるように写す。。。これがいわゆる「ぼけ表現」です。

 下の写真を見てください。紫色の蝶、ツマムラサキマダラです。背景はほとんどぼけてしまって、ほぼ一様に緑色。何があるのか、よくわかりません。実際には草むらで、葉っぱや枝などが雑多にあったのですが、わざとぼかして写したので、仕上がりが非常にシンプルで印象的なものになります。

Dsc_0270
Dsc_0737

 このようにぼけ表現には、写真を見る人の注目を惹く効果があります。もし、こういった効果を使わなければ、どうなるでしょうか? これも写真を見てください。余計なところまでピントがあっていると、雑然とした感じになってしまいます。また、汚れた葉っぱや虫食いの葉っぱ、いらない雑草まで写ってしまい、仕上がりがよくありません。
Dsc_0433
 カメラの発明そのものは、やはり西洋人によってなされました。実用的なカメラの初期のタイプ、「カメラ・オブスクラ」が登場するのは1685年のこと。これはドイツ人によって作られたものです。しかし、わざとぼけを生じさせて被写体を浮き上がらせるという発想や技術は、西欧諸国では近年になっても一般的ではなかったようです。ともかく、全体をくっきりと写すことに労力が費やされてきました。なので、この発想や技術は日本オリジナルのものだと思います。

 私はこのような「ぼけ」を使った写真をかなり多用します。結構、奥が深い技術でもあるので、何回かに分けて、ブログでご紹介しようと思います。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 4日 (火)

錦秋・・・(5) Autumn color...(5)

 奈良県。。。飛鳥の里、桜井市から多武峰(とうのみね)という山に向かって分け入ったところに、談山神社(たんざんじんじゃ)という大きな神社があります。このあたりの地名、古風なものが多く、なかなか読みにくいですが。。。

_dsc_0162

 中学校時代、歴史の授業で「大化の改新」というのを学んだのを覚えてますか?中大兄皇子と中臣鎌足が、当時絶大な権力を誇っていた蘇我入鹿を滅ぼし、その後西暦646年に行った大きな政治改革のことです。

_dsc_0197

 この改革に先立ち、中大兄皇子と中臣鎌足は、とある山中で密談し、日本の将来の姿をイメージしていきます。。。この密談の場所が、ここ談山神社だそうです。ともかく、関西地方の観光地は、古い歴史の現場がそこにあり、臨場感があります。

_dsc_0195

 そして談山神社は関西でも屈指の紅葉の名所。とは言っても全国区ではないのですが、地元ではよく知られた存在です。そして何と言ってもこの神社の見所は「十三重の塔」。すばらしく均整の取れた姿をしており、どの角度から見てもきれいです。

_dsc_0231

 碧い空に赤い紅葉、そして美しい塔の姿。。。思わず見とれてしまいます。

_dsc_0099

_dsc_0062

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 1日 (土)

錦秋・・・(4) Autumn color...(4)

 紅葉といえば、やはり京都です。例年11月の後半になると日本中から観光客が訪れます。いや、国内だけでなく、海外からも・・・。このため、京都が最も賑わう季節となります。
 さて、今回は京都の歴史的建造物を背景とした紅葉の写真特集。それぞれどこだか分かりますか?場所はあえて伏せておきますが、有名どころばかりです。。。

_dsc_0140

_0044

_0122

_0172

_dsc_0019

_dsc_0400

Dsc_0341

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »