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2013年3月28日 (木)

飛ぶ・・・(3) Flying...(3)

 花と蝶。。。いかにも絵になる組み合わせです。古今東西を問わず、あでやかな景色を繰り広げる最高の組み合わせではないかと思います。

 さて、花の周りを飛ぶ蝶たち。彼ら(彼女ら?)は、何を思って飛んでいるんでしょうか? これはナガサキアゲハなんですが、花に到達する直前、口を伸ばしたまま飛んでます。

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このナガサキアゲハも、口を伸ばしたままなのがはっきりとわかります。。。

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ツマベニチョウですが、これも口を伸ばしたままですねぇ。。。

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スジボソヤマキチョウ。これも口が伸びてます。

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 シロオビアゲハですが、言わずもがな。。。

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 北国の蝶、ギンボシヒョウモンもやはり口を伸ばしてます。

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 というわけで、蝶は花の周りを飛ぶときには、すでにかなり腹が減った状態なのではないかと思います。ともかく腹ペコ状態。。。

 いろいろな蝶を見ていて何となく思うのは、彼らは

1.かなり近眼。
2.ただし動体視力にはすぐれる。このため、ゆっくりと真っ直ぐに近付くと逃げないが、横に動くと気付かれやすい。
3.色に敏感。特定の種類の蝶が特定の色に寄って来たり、逆に逃げたりする。
4.同種の蝶が飛んでくると敏感に反応する。

といった習性がありますね。。。

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2013年3月24日 (日)

飛ぶ・・・(2) Flying...(2)

 世の中にカメラ好きの人、写真を撮るのが好きな人というのは、かなりたくさんいます。しかしながらその撮影対象は千差万別。。。風景・人物・乗り物・動植物・その他いろいろ・・・。そして撮影対象が異なると、全く性格の異なる写真撮影となります。

 そんな中、鳥の撮影を好む人が結構いるようです。この写真は厳寒期のとある撮影ポイントの風景。マイナス10℃を下回るような夜明けの橋の上に集まるカメラマンの数々。この時は地元のテレビ局まで取材に訪れていました。

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 一般に鳥の撮影をする人は、かなり機材にカネをかけているように思います。特に望遠レンズ。100万円前後もするような大砲の如きレンズを、これまた60万円もするようなカメラ本体に取り付け、20万円もするようながっしりした三脚を据え付け、さらにまた数十万円のサブカメラを別途持参。。。こんな人もザラにいるようです。

 いずれにせよ、有名な撮影ポイントにど~~んと三脚と望遠レンズを据え付け、一斉にシャッターを切ります。それなりの写真が撮れるんでしょうが、同じ場所から同じ機材で同じものを写すと、同じ作品が出来上がるという結果になります。ともかく、オリジナル性の高い写真を撮るのは大変です。

 そんな中、少しでも個性のある写真を撮ろうとするのであれば、動きのある写真、すなわち飛翔中の写真を狙うのが、ひとつの手段です。

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 また、鳥を撮ろうとする人は望遠レンズがデカすぎて小回りがきかないこともままあるので、あえて200ミリクラスの短めの望遠レンズを使い、不意の飛翔を見逃さないというやり方もあります。つまるところ、2台のカメラを持ち、1台は巨大な超望遠レンズ、もう1台は身軽に対応できるように短めの望遠レンズ。2台態勢で撮影に臨むことになり、かなり大掛かりな装備となります。

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 タンチョウヅルは羽を開くと2メートル以上もあるんですが、これはエリグロアジサシ。羽を開くと40~50センチくらい。身体はハトよりも小さめです。このくらいの大きさになると、優雅というよりも躍動感を強く感じます。また、動きが目まぐるしいので、カメラで追うのも難しくなってきます。

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 さらに小さくなるとこうなります。これはシジュウカラ。スズメよりもこころもち小さめです。こうなると優雅さは全く無くなり、躍動感のみの世界となります。。。

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 一方で人物ポートレート・女性写真を撮るような人は、鳥を撮る人ほどはレンズにカネをかけていないようです。どちらかといえば、モデルさんを雇ったり、そのモデルさんを着飾らせたり、撮影場所の小物や照明にカネをかけたり、助手を雇ったり・・・そういったところにカネがかかるようです。ちなみにこの写真は私が写したものではありません。某国の商業カメラマンが商品の宣伝のために撮影したものです。モデルの女性によると、そこそこの小遣い稼ぎになるそうです。

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 鉄道写真ファン。。。これも結構見かけます。やはりじっくりと作画するタイプの人が多いようで、有名な撮影ポイントにはたくさんの三脚が並んでいたりします。私はこの分野には全く興味が無いんですが、深い世界があるんでしょうね。。。写真は島根県の山間部を走る1両編成の列車(列車といえるのかどうか・・・)です。背景の石州瓦の民家の赤い屋根がこの地域の特徴です。

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 一般にカメラや写真というのは、かなりのカネを必要とする道楽なんですが、おそらく最も機材にカネをかけていないのは、昆虫写真を撮る人ではないかと思います。というか、現在の市販のレンズやカメラでは思うような写真が撮れないため、やむを得ず市販の機材で撮影し、足りない部分は気合い・根性・エイヤッ・運を天に任せる・・・といった撮影をする方が多いです。カメラ好きというよりも、昆虫そのものが好きという人が多いのかも。そして私もその中の一人だと思います。また、ごく一握りのプロの昆虫写真家と呼ばれる方たちは、専用の機材を自作したり、カメラメーカーと共同開発したり、様々な手を尽しています。私は飛翔中の蝶の写真を撮るのが好きなんですが、ほんとに偶然に頼ることが多いです。花を訪れる蝶をただひたすら連写・・・ここだけの話、正直言って芸術性も何もあったものではありません。数百枚写したら、中に幾つかまともなのが写っていた・・・恥ずかしながら、これが現実です。下の写真もそのような撮影方法で撮ったもの。じっくりと作画したものではありません。ただ不思議なのは、蝶の場合には鳥のように身体が大きくなくても優雅さが表現できます。これはどうしたわけなんでしょうか?

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2013年3月21日 (木)

飛ぶ・・・(1) Flying...(1)

 飛行機が苦手な人がいます。ああいう金属の固まりが空中に浮かび、飛ぶのが信じられないと・・・。力学的にはちゃんとした根拠があって飛ぶわけなんですけど、気持ちの上では納得できない・・・そういう心理なのだと思います。

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 実は私は出張が非常に多く、JALの生涯搭乗回数が現在のところ、630回にも及びます。余談ながら、JALの生涯搭乗回数が500回を越えると下の写真のようなタグとJALの社長名の感謝状が贈られてきます。生涯搭乗回数が750回・1000回に達すると、今度は色違いのタグがもらえるそうで・・・飛行機に乗るときにバッグにこのようなタグを付けている人がいたら、かなりのJALのお得意さんだと思って間違いないです。

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 話は全く変わり、私は飛ぶものをカメラで撮影することが非常に多いです。中でも蝶をはじめとした昆虫類が一番撮影の機会が多くなっています。最近では鳥を撮る機会も増えて来ましたけど。。。

 いろんなものを撮影していると、その飛び方に結構個性があることに気付かされました。例えば、「マルハナバチ」。写真のようにずんぐりむっくりの体型で、しかも翅がかなり小さいんです。身体の大きさに比べて翅がかなり小さいのが分かりますでしょうか。よくこれで飛べるなぁ・・・と思います。ところがこれがなかなか器用な飛び方をするんです。花から花へとせわしく飛び回り、空中で停止したり、実に千変万化の飛び方をします。

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 というわけで、「飛ぶ」ということに関して、何回かに分けて薀蓄を語ってみようと思いますので、お付き合い下されば幸いです。

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2013年3月20日 (水)

目を閉じて・・・ Close your eyes...

目は閉じた方がいいですか? それとも開けた方がいいですか?


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2013年3月17日 (日)

蜃気楼(2) Mirage(2)

<変形太陽>

 オホーツク海の夜明けは感動的です。特に厳冬期は晴天の日が多く、壮大な夜明けの風景を見ることが出来ます。

 さて、これもやはり蜃気楼の一種だそうです。オホーツク海沿岸では、特に「四角い太陽」が有名なんですが、日の出時の太陽が「変形太陽」となって昇って来る様子がしばしば見られます。今回はその様子をご覧に入れましょう。。。

 最初はラグビーボールのようなんですが・・・

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 だんだんと上ってきます。

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 少しくびれてきました。

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 そしてひょうたん形に。。。

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 さらに進んで太陽がふたつに。。。

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 というわけで、壮大なオホーツクの夜明けでした。。。

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2013年3月13日 (水)

蜃気楼(1) Mirage(1)

 いろんな自然現象を観察していると、ものすごく不思議なものに行き当たることがあります。蜃気楼もそういった類のもののひとつではないでしょうか?ともかく、ありえない物がありえない状態で見えたり・・・。この写真は厳冬期の北海道野付半島で撮影したものです。蜃気楼といえば、日本では富山湾が有名なんですが、オホーツク海沿岸地域も厳冬期にはこのような現象がよく見られます。ともかく不思議な風景。。。流氷が空中浮遊しています。

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 これも同じ場所で撮影したものです。やはり遠くの流氷が空中浮遊しているように見えます。

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 オホーツク海沿岸だけではありません。湘南海岸でも蜃気楼は観察することが出来ます。これは神奈川県平塚市の海岸で早朝に撮影したもの。三浦半島が上下鏡像になり、宙に浮いて見えます。

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2013年3月 9日 (土)

沖縄病(5) Okinawa syndrome(5)

<沖縄そば>

 沖縄へ行くと、たいていの人はお昼に沖縄そばを食べたりする機会があると思います。内地からの旅行者だけでなく、地元の人にも非常に好まれている、いわば沖縄人のソウルフードとも言える食べ物です。

 さて、何度も沖縄を訪問していると、このような食べ物にも詳しくなり、薀蓄を垂れるようになってきます。沖縄そばの基礎知識として、こんな事はご存知でしょうか?

1.ソーキそばの起源

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 ソーキそばは比較的新しく、1975年の誕生とされています。名護市の我部祖河(がふそが)食堂が元祖であるとされ、店舗にもその旨が表記されています。ちなみに「ソーキ」とは骨付きの豚のあばら肉のことで、沖縄では一般的によく食べられる豚肉の形態です。

2.ぼそぼそした食感
 沖縄そばは、茹で上げた麺に油をまぶし、冷水で締めずに自然冷却します。これは麺に油を吸わせて保存性を高めるという、冷蔵庫が無い時代に生まれた知恵です。この工程により、沖縄そば独特の表面が固くボソッとした食感が生まれます。

3.沖縄そばの危機
 沖縄は1972年にアメリカから返還されて本土復帰しますが、沖縄総合事務局公正取引室より「沖縄そば」の名称にクレームがつきました。すなわち、日本国内ではそば粉を30%以使用しているものに対してのみ、「そば」という呼称が認められますが、沖縄そばは小麦粉100%なので、そばではない。従って沖縄そばの呼称は禁止するという内容です。
 沖縄では、愛されてきた呼称を存続させようと運動が続けられ、1978年10月17日に特殊名称として沖縄そばの名称が登録認可されました。その後、この10月17日は「沖縄そばの日」に制定されます。

4.こーれーぐす
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 見れば一目瞭然です。最近では島とうがらしなどと呼ばれることもありますすが、これは「こーれーぐす」=「高麗古酒」です。唐辛子を泡盛の古酒に漬け込んだ辛味調味料で、沖縄そばをはじめ、汁物やチャンプルなどに数滴たらすのが一般的です。アルコール度数が高いので、かけ過ぎて飲酒運転・・・ということが無いように!!!

5.八重山そば

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 沖縄そばにはいくつかの地域バリエーションがあります。沖縄本島・宮古島・八重山諸島など、島毎に少しずつ異なり、写真のものは石垣島の私の行きつけの食堂のものです。沖縄本島などでは、麺が少し平たいものが多いんですが、石垣島を中心とした八重山諸島では麺の断面がほぼ円に近く、かなり細めのものが多いです。これを八重山そばと呼んでいます。この店のものは具に特徴があり、卵焼き・レタス・かまぼこ・しっかりと煮込んだ刻み豚肉・紅しょうが・青ねぎなどがトッピングされています。これで350円。私の最も好きな一品です。


6.ひねり昆布

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 これ、残念ながら、どこの店のそばなのか忘れてしまいました。ひねり昆布がトッピングされてるんです。20~30年前はひねり昆布を入れるそば屋が多かったような気がするんですが、最近は減っているのかな?実は、この事実を裏付けるようなデータがあるんです。昆布の消費量は今から20年くらい前は沖縄県が日本一だったんですが、今はかなり後退し、富山県が日本一となっています。

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 というわけで、沖縄そばひとつをとってみても、なかなか話題に事欠きません。シリーズ沖縄病は、ここで一旦一区切りとしますが、いずれまた機会があれば、沖縄の奥深いトリビアの世界をご紹介したいと思います。

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2013年3月 5日 (火)

沖縄病(4) Okinawa syndrome(4)

 今日、2013年3月5日は、啓蟄です。啓蟄は二十四節気の第3。大地が温まり、冬眠していた虫が穴から出てくる頃とされています。期間を意味する場合もあり、その際には、この日から次の節気の春分前日までとなります。

 しかし沖縄では3月といえばもう春爛漫。。。過去の写真の中から3月の沖縄の春風景を集めてみました。


 ふわふわと飛ぶオオゴマダラ。。。石垣島です。
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 そのオオゴマダラのサナギ。黄金色に光ります。。。
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 キンピカ系では負けていないのがナナホシキンカメムシです。カメムシなので若干臭いのですが。。。
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 そして乱舞するウスキシロチョウ。。。
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 ヤエヤマカラスアゲハです。。。
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 ちょっと色っぽく飛ぶジャコウアゲハ。。。
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 実は、今年は今現在、まだ沖縄に行ってないんです。これは由々しき問題・・・沖縄病の治療のためには、早めに彼の地へ行かなければならないんですが、おそらくゴールデンウイークあたりになりそう。。。はたして、それまで我慢できるんでしょうか???

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2013年3月 3日 (日)

沖縄病(3) Okinawa syndrome(3)

 桃の節句です。ひな祭りです。
 でも、そんな事とは全く関係なく、沖縄の話を続けます。だって私は沖縄病患者。。。というわけで、今回は写真編です。沖縄で見つけた面白い看板いろいろをご紹介します。

1.これは、言ってることはわかるんですけど、最初見たときはびっくりしました。

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2.「よーんな よーんな」という表現が気に入っています。

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3.それにしても難解な宮古方言。。。

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4.豪快!!!

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6.カメーは「噛め」。すなわち「食べよ」。ということは、ジンギスカン店か?

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7.いろんなものが道路を横切ります。

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8.そしてこういうものも道路を横切ったり。。。

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9.こういうものも。。。!!(゚ロ゚屮)屮

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10.模合。。。

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11.この自販機はウチナーグチでしゃべります。。。

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12.ぬーやるバーガー。。。

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