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2013年4月25日 (木)

現代用語の基礎知識(3)「まじ」

 少し前からよく聞く言い回しです。「え~!! まじで~」「まじっすかぁ~」などなど。本来は「あなたはそれを真面目に言っているのですか?」というのがだんだん短縮されてきたのだと思います。私は基本的に関西人なので、「ほんまか?」「ほんまかいな?」という表現の方を好みます。いずれにせよ、こういう表現は相槌のようなものなので、どんどん短くなる傾向があります。ちなみに英語では「Really?」という言い回しになります。

 調べてみると“まじ”という言い回しも
1980年代から流行りはじめたようです。なのであまり古い表現ではありません。いわゆる流行語です。なので、いつかは廃れてしまう言い回しなのかも知れません。言葉というのは生き物です。新たに生まれたり、消えて無くなってしまったり、時には大ブレイクしたり、細々と長生きしたり、いろんなパターンがあります。タイムマシンに乗って1970年代の世界を訪ねると、“まじ”と言っても誰も理解してくれないでしょう。

 同様に写真の撮り方もかなり流行りすたりがあるようです。私が写真に興味を持ち出したのは
1970年代の終わり頃なんですが、その頃は飛翔中の蝶の写真を写すようなことはありえませんでした。当時はオートフォーカスなんて無かったので、手動でピント合わせをしていました。さらに露出も絞り優先やシャッタースピード優先の時代でしたので、これも完全に自動化はされていませんでした。飛んでいる蝶を追っている最中にこのような作業を行なうことは、まず不可能です。当時、ある雑誌に飛翔中のトンボの写真が掲載されたのを今でも覚えているんですが、まるで神技のように思えました。

Dsc_0911

 最近では技術が発達し、シャッタースピードや絞りは自動的にカメラが決めてくれます。またオートフォーカスも精度が高くなり、コツは必要なんですが、複雑な飛び方をする蝶をある程度ピントを合わせたまま追う事も可能になってきました。また、ISO値もかなり高い値に設定することが出来るため、ブレの無い高速シャッターを切ることも出来ます。それこそ「まじですか~
!?」と言いたいです。

 もうひとつの「まじですか~
!?」。私の持っている一番デカい望遠レンズは300mm F2.8という、3キロ近い重さがあるものです。この種のレンズは1972年の札幌オリンピックの際、屋内で競技中のフィギュアスケートやスピードスケートの選手を離れた位置からストロボ無しで撮影するために開発されたものです。当時は一般への販売は無く、全て報道機関に供給された特注品だったようです。このような高性能レンズが個人の趣味に使えるようになるとは・・・まさに「まじですか~!? ほんまかいな!?」という世界です。

Dsc_0002

 
1970年代と現代。ほんの40年ほどしか違わないんですが、この間の世界の変化には驚くべきものがあります。50歳も半ばとなると、ややもすれば特に不便もないし今のままで良いなどと保守的な考え方に気持ちが傾きがちなんですが、そうなると時代に乗り遅れてしまう・・・そんな強迫観念もちらほら。時代に追い越されないようにするために、最新型のスマートホンを買ったんですが、やはり若者には「まじですか~!?」と言われてしまいました。やれやれです。。。

Dsc_0002

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