« 蝶という名の花(2) Flowers named butterfly(2) | トップページ | 原種 Original strain »

2013年8月24日 (土)

お赤飯 The Sekihan

 お赤飯です。。。

 色の付いたご飯。もち米です。そして、いわゆるアズキ色の豆。ごま塩を振って、日本の場合、おめでたい行事などに、赤飯を炊いて祝うのが昔からの伝統です。

Photo

 赤飯の起源やいわれをちよっと調べてみました。日本では、古代から赤い色には邪気をはらう力があるとされ、特に神社などでは赤い色が多用されてきました。

Dsc_0005
 赤い色は邪気をはらう。。。このような考え方があるため、古代から赤米を蒸したものを神様に供える風習が生まれたようです。

 ところが、赤米ってあまり美味しくないんですね。。。やっぱりコメは銀シャリ。真っ白い白米が一番です。でも、赤いご飯を神様に供える習慣自体は生き続け、あずき等で赤い色を付けるようになりました。ちなみに赤飯に胡麻をかけるのは、白いご飯を赤く染めたことを神様にごまかすためだとか・・・(* ̄ー ̄*) ほんまかいな・・・。

 この赤飯に使用する豆、関西と関東では全く異なります。関西では赤飯にはアズキを使います。古来からこのような風習が続いてますし、だいいちアズキは比較的食味がいいんです。

 ところが関東ではアズキではなく、ササゲを使います。江戸は武士の町。アズキは炊くと皮が破れて切腹したような状態になりやすいんです。武士は切腹を嫌うため、味は落ちるんですが、皮が破れにくいササゲを使うようになったとか。。。

 アズキとササゲ。豆の状態では色も形もよく似ていますが、花は全く別物です。マメ科なので蝶の形に似た、いわゆる蝶形花なんですが、色も形も全く異なります。

 これはアズキの花。色はレモンイエローです。

P1010061

 そしてササゲの花です。明るいムラサキ色の花です。。。

Dsc_0010
 私は1982年に関西から出て来て、その後転勤を繰り返してはいますが、南関東に住んでいる期間が一番長いです。両方の地域、何かと食文化が違います。最近は何でも全国標準版が席巻しつつあるんですが、よくよく見ると細かな違いは多いようです。豆だけを取り上げても、関西のインゲンマメは関東のものとは別のものを指しており、平べったい形をしていますし、関西には「ウスイエンドウ」という、関東ではあまり知られていないものが春になるとたくさん出回り、豆ご飯の材料になります。。。

 他にもどんな違いがあるのか、一度思いつく限りのものを並べてみるのもいいかもわかりませんね。ちなみに関東のインゲンマメは、関西では「三度豆」と呼んでいます。。。

|

« 蝶という名の花(2) Flowers named butterfly(2) | トップページ | 原種 Original strain »

野菜・果物などの花」カテゴリの記事

飲み物・食べ物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/584080/57836228

この記事へのトラックバック一覧です: お赤飯 The Sekihan:

« 蝶という名の花(2) Flowers named butterfly(2) | トップページ | 原種 Original strain »