« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月31日 (土)

飲む(1) Drinking(1)

 蝶も暑いと喉が渇くようです。時々、湿った地面に集まって水を飲んでいる場面に遭遇することがあります。今回の写真は全て北海道帯広市近辺の日高山脈の山中で撮ったミヤマカラスアゲハ。晴天の日にはさかんに林道上の水たまりに集まって吸水し、なかなか壮観です。。。

Dsc_0948
 路上での吸水。。。特にアゲハチョウの仲間が顕著です。ところがどうやら、暑い→水が欲しい→集まってきて飲む…という単純な図式では無さそうなんです。
 というのは…
①集まって水を飲んでいるのは全てオス。
②1匹飲んでいると、他の個体も集まってきて、いつの間にか大きな集団になる。
③きれいな水ではなく、糞尿・動物の死体などの周囲を好む。塩分や有機物の補給?
④飛び立てないほど大量に飲んだり、飲みながら排泄したり、ちょっとだらしない。

 こんな実態なので、人間のオスにもちょっと似ている気が・・・。いずれにせよ何か深い意味があるはずなんですが、こういった蝶の行動を完全に解析した人はまだいません。。。一方で人間のオスの行動はどこまで解析出来ているのでしょうか?居酒屋やスナックのお姉さま、どう思われます??? オスだけに見られるこの行動。どんな意味があるんでしょうか?

Dsc_0922

Dsc_0107

 そしてメスはどうしているのかというと、水たまりには目もくれず、ひたすら花を訪れて蜜を吸うばかり。。。いささか甘党で食い意地が張っているようです。こういうところも良く見ると人間的かな???

Dsc_0074

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月28日 (水)

原種 Original strain

 これはシクラメンの原種です。シンプルなピンクで、花数もそれほど多くなく、清楚な雰囲気です。

Dsc_0027
 シクラメンはサクラソウ科。約20種類ほどの原種があるそうです。原産地は地中海沿岸・トルコ・ロシア南部といった地域で、これらの国々では季節が来れば野生のシクラメンが咲き乱れているのだと思います。


 さて、次はチューリップの原種です。色は鮮やかな真紅なんですが、やはりこれもシンプルな姿をしています。

Dsc_0247
 実は原種チューリップはかなり多彩で、100種類をはるかに越えるほどの種類があり、園芸植物として利用されてこなかった種類もまだまだあるようです。この写真は真紅の種類なんですが、花色も様々な種類がみられます。野生チューリップが見られる地域もかなり広く、スペイン・北アフリカから、イタリア・トルコ・イラン・アフガニスタン・中国西部の天山山脈・西シベリアまで分布しています。ただし野生種が最も多いのはトルコ~中央アジアであり、分布の中心はさきほどのシクラメンと似ています。

 そしてこれはバラの原種のひとつ、テリハノイバラです。神奈川県大磯町の海岸で撮影しました。シンプルな一重咲きの白バラです。この種類は本州から沖縄にかけて分布しているようです。

Dsc_0016


 人類ははるかな昔から様々な動植物を飼育・栽培し、その中であらゆる品種改良を行って来ました。植物ではここにあげたシクラメンやチューリップ、バラなどの花卉類だけではなく、穀物・野菜・果樹など莫大な数の食用作物が、人の手によって利用しやすい形に変えられています。

 動物も同様です。牛や豚、鶏など食用にする家畜は言うに及ばず、犬や猫も、その原種と比較すると同種とは思えないほど人間の都合の良い形に変えられています。

 このような行為が是か非か、そのことにはあえて触れません。というのは、異を唱えると今の人類の生活が全く立ち行かなくなるからです。ここは人類の文化のひとつの成果として捉えるべきではないかと思います。

 そして最近ではバイオテクノロジーを用いた遺伝子組み換え技術の発達。。。なかには神の領域を侵しているのではないかという人までいます。

 でも、私は違うと思います。先に述べたように人類は太古の昔から様々な動植物に対して品種改良を試みて来ました。それは、自分たちに有益な遺伝子のみを残す行為。自然交配に任せた効率の悪い方法ではありますが、一種の遺伝子組み換えです。これをバイテク技術を用いて効率よくお目当ての遺伝子だけを残そうとするテクニックが、昨今話題になる「遺伝子組み換え」です。

 
たとえてみれば、人類が今までいろんな動植物に対して行なってきた品種改良は、宝くじを買うようなもの。都合のよい当りくじが出るまで、根気よく何度も何度も繰り返す必要があります。また、当りくじを引くには出来るだけ多くのくじを買う必要があります。
 これに対してバイテク技術を用いた遺伝子組み換えは最初から当りくじを手にしているようなもの。全く同じことを極めて効率的に行なうことが出来ます。同じことをしているだけなのに、なぜ遺伝子組み換えは嫌われるんでしょうか? 気にするほどのことではないと思うのですが、遺伝子組み換え大豆を使った豆腐や醤油を忌避する人もいるようです。科学技術の本質というものをきちんと理解すべきだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月24日 (土)

お赤飯 The Sekihan

 お赤飯です。。。

 色の付いたご飯。もち米です。そして、いわゆるアズキ色の豆。ごま塩を振って、日本の場合、おめでたい行事などに、赤飯を炊いて祝うのが昔からの伝統です。

Photo

 赤飯の起源やいわれをちよっと調べてみました。日本では、古代から赤い色には邪気をはらう力があるとされ、特に神社などでは赤い色が多用されてきました。

Dsc_0005
 赤い色は邪気をはらう。。。このような考え方があるため、古代から赤米を蒸したものを神様に供える風習が生まれたようです。

 ところが、赤米ってあまり美味しくないんですね。。。やっぱりコメは銀シャリ。真っ白い白米が一番です。でも、赤いご飯を神様に供える習慣自体は生き続け、あずき等で赤い色を付けるようになりました。ちなみに赤飯に胡麻をかけるのは、白いご飯を赤く染めたことを神様にごまかすためだとか・・・(* ̄ー ̄*) ほんまかいな・・・。

 この赤飯に使用する豆、関西と関東では全く異なります。関西では赤飯にはアズキを使います。古来からこのような風習が続いてますし、だいいちアズキは比較的食味がいいんです。

 ところが関東ではアズキではなく、ササゲを使います。江戸は武士の町。アズキは炊くと皮が破れて切腹したような状態になりやすいんです。武士は切腹を嫌うため、味は落ちるんですが、皮が破れにくいササゲを使うようになったとか。。。

 アズキとササゲ。豆の状態では色も形もよく似ていますが、花は全く別物です。マメ科なので蝶の形に似た、いわゆる蝶形花なんですが、色も形も全く異なります。

 これはアズキの花。色はレモンイエローです。

P1010061

 そしてササゲの花です。明るいムラサキ色の花です。。。

Dsc_0010
 私は1982年に関西から出て来て、その後転勤を繰り返してはいますが、南関東に住んでいる期間が一番長いです。両方の地域、何かと食文化が違います。最近は何でも全国標準版が席巻しつつあるんですが、よくよく見ると細かな違いは多いようです。豆だけを取り上げても、関西のインゲンマメは関東のものとは別のものを指しており、平べったい形をしていますし、関西には「ウスイエンドウ」という、関東ではあまり知られていないものが春になるとたくさん出回り、豆ご飯の材料になります。。。

 他にもどんな違いがあるのか、一度思いつく限りのものを並べてみるのもいいかもわかりませんね。ちなみに関東のインゲンマメは、関西では「三度豆」と呼んでいます。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月21日 (水)

蝶という名の花(2) Flowers named butterfly(2)

 「シャガ」という植物です。アヤメの仲間で、日本各地の人家周辺のやや湿った木陰に群生します。4~5月くらいに花が咲き、けっこう風雅な雰囲気です。この花が蝶っぽく見えるため、「胡蝶花」という別名を持っています。

Dsc_0392

 いっぽう、各種のマメ科の花は、その独特の形状から「蝶形花」と呼ばれます。栽培品種ではスイートピーなんかが人気があります。松田聖子の歌が流行りましたよね♪♪♪(古いかな?)しかしながら、ここはちょっと渋めにレンゲの花をアップしておきます。

Dsc_0453

 そして、あなどれないのがエンドウマメの花。。。ツートンカラーで、なかなか美しいです。これを見ると、豆ご飯が食べたくなります(○゜ε゜○)ノ~~

Dsc_0156

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月20日 (火)

暑い季節・・・ Hot season...

 暑い゜季節ですが、あくまでもクールに。。。

Dsc_0940

Dsc_0939

Dsc_0941

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月17日 (土)

蝶という名の花 Flowers named butterfly

 蝶という名の花。要するに「胡蝶蘭」なんですけど。。。

 日本では非常に人気の高い花です。特に白色の花茎の多いものは非常に高価で、開店祝いなどには欠かせない花となりつつあります。

Dsc_0101
Dsc_0102

 胡蝶蘭はPhalaenopsis(ファレノプシス)という属に属する着生植物で、原産地はフィリピンや台湾など、東南アジアが中心です。なので、この種のランを「洋蘭」と呼ぶのは、いささか違和感があるんですけど。。。

 様々な色合いのものがあるので、眺めてみてください。この写真は例年2月に沖縄海洋博記念公園で開催される国際洋蘭博覧会で撮影したもので、毎年すばらしい各種のランが展示され、一見の価値ありです。

Dsc_0086
Dsc_0107
Dsc_0006
Dsc_0005
Dsc_0015

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月14日 (水)

遭遇(5) Encounter(5)

 リスです。

Dsc_0079
 こうして見るといかにも可愛いんですが、実はこれはタイワンリス。。。横浜市内の公園で撮影しました。かなりたくさん生息しているようで、あちこちで動き回るのが見られ、また独特の鳴き声も頻繁に聞こえます。

Dsc_0093
 このリスは外来生物法により定められた特定外来生物です。このリスのために、もともと日本にいたホンドリスがどんどん追いやられています。もともとペットとして飼われていたものが逃げたのでしょうか?いずれにせよ、飼うのであれば最後まで責任を持たないと、様々な弊害が起こります。。。
 さて、この状況、どうなることやら。。。
Dsc_0062

Dsc_0090

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月10日 (土)

遭遇(4) Encounter(4)

 あちこち出歩いていると、思わぬ生物に出会うことがあります。そういった時の遭遇写真をお目にかけます。 

 沖縄県石垣島。とある無人の海岸で見つけたウミガメの足跡です。。。

Ajwm58hcqae9kg1

 そして、古宇利島大橋の上から発見したアカウミガメ。。。橋を通行するクルマの人は誰も気付いていませんでした。いいもの見つけた・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

_dsc_0150
_dsc_0237

 この橋の上から見つけました。。。

Dsc_0262

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月 6日 (火)

衝動買い Impulse buying

<緊急アップロード>

 「緊急」という程のものではありません。。。先週末に衝動買いをしてしまったので、その結末を…。でも必要な物だし、6月にボーナスも出たし…。

ふたつ買いました。ひとつは三脚。何の変哲も無い普通の三脚に見えます。カーボンファイバー製で、なかなか精悍な感じ。。。

Dsc_0003
 カメラを載せても、まあ普通の三脚に見えます。

Dsc_0004
 と、ここからがスゴい。センターポールが横を向くんです。実はこれが大きな意味を持ちます。

Dsc_0006
 なんと!!! 脚がべちゃっと開脚します。地面近くの低い位置にカメラを固定できるので、私のように昆虫写真を撮影する人には非常に便利な機能です。。。もちろん、普通の三脚としても全く問題なく機能しますし、耐荷重12kgあるのでかなりの重量のカメラを載せても平気です。

Dsc_0007
 こういう精密機械にしては珍しくイタリア製なんですが、まさに機能美です。。。

Dsc_0008
 そして、ふたつめはキャリーバッグ。やや大型で飛行機の機内持ち込みは出来ないサイズです。

Dsc_0011
 カメラ機材運搬用なので、さきほどの三脚もビッタリ収まります。内部の仕切りは自由に組み替え可能ですので、長期の出張や荷物の多いときにも便利です。

Dsc_0009
 そして驚いたことに、即席の三脚にもなります。

Dsc_0012
 さらにビックリするのは、このバッグ、中身を抜いてふたつに分けることが出来ます。

Dsc_0016
 ひとつは背負式のリュックに、そしてもうひとつはキャリーバッグに…。ともかく便利な品物が出来たものです。

Dsc_0017_2
 というわけで、合計11万円也の衝動買いでした…( ̄▽ ̄)
 しかし、私は全く室内でのスタジオ撮影などはやらないので、これらの写真、寝具の上で撮影したのがバレバレです(/ω\)ハズカシーィ 写真好きならもう少し見栄えをよくしないといけないんですが…まあ、お許しを…m(_ _)m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月 3日 (土)

遭遇(3) Encounter(3)

 オオコウモリです。

 この仲間は日本では琉球列島と小笠原諸島に生息し、かなり大型で羽根を開くと60~80cmに達します。果物を好むため、「フルーツバット」とも呼ばれます。石垣島でこれを見つけたときも、ギランイヌビワというイチジク属の果実がたくさんなっている巨木を訪れていました。なお、オオコウモリは果実をクチャクチャと噛んで、食べかすをペッと出したりします。。。(笑)

_0680

Dsc_0316
 普通、コウモリというと超音波を発して、暗闇でも餌を探したり、障害物を避けて飛んだりすることで知られていますが、オオコウモリは違います。結構大きな目を持っており、有視界飛行です。このためちょっとキツネなどに似た顔つきをしています。。。

Dsc_0339

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »