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2014年2月 8日 (土)

しっぽ Tail

 この鳥をご存知ですか?これは私がまだ鳥の撮影に力を入れていなかった頃の写真なので少し写りが悪いんですが、精悍な面持ちの猛禽類であることが分かります。鷹か、それとも鷲か・・・実は、とんびなんです(^_^;)

Dsc_0032

 俗に「とんび」と呼んでいるんですが、正式な和名は「トビ」。漢字で書くと「鳶」。そうです。とび職のとびです。ほとんど羽ばたくことなく上空に舞い上がることで、飛び=鳶(とび)と呼ばれるようになったという説もあります。また、「とんびが鷹を産む」ということわざがあるんですが、実は分類学上はとんびはタカ科に属し、立派な鷹の仲間。しかも鷹の中でも大型の部類です。なので本来はもう少しとんびに敬意を表しても良いと思うんですが、人家近くに住み、カラスと縄張り争いをしながら残飯をあさったり、人の隙を狙って油揚げをさらったりするので、あまり敬意を払われない鳥のようです。

Dsc_0012

 さて、とんびを含む鷹や鷲の仲間はかなり種類が多いんですが、どこで区別するんでしょうか?実は非常に簡単な区別方法があります。それは飛んでいるときにしっぽを見ることです。
 下の写真を見てください。しっぽの中央がやや凹んでいるのが判ります。この部分が凹むのはとんびだけの特徴です。。。

Dsc_0083

 一方、これは石垣島のカンムリワシです。小型の鷲で、カラスほどの大きさしかありません。この鳥のしっぽをみてください。とんびとは違うのが判ります。

Dsc_0416

 一瞬、飛び立ったところを写したんですが、白い輪のような模様があります。とんびのしっぽとは全く異なった形をしています。

Dsc_0599

 さらに北の巨大な鷲。オジロワシです。この鳥は羽を開くとゆうに2メートルを超える国内最大級の鳥なんですが、しっぽの形に注目してください。やはり中央部は凹んでいません。オジロワシと言うだけあって、白いしっぽが印象的です。。。

Dsc_0742

 さらにこれは「ノスリ」という、少しずんぐりむっくりした鷹の一種なんですが、これもしっぽの中央は凹んでいません。

Dsc_0575

 というわけで、猛禽類を発見したらまずしっぽに注目です。そして、しっぽの中央部が凹んでいたらとんび、そうでなかったら、何か珍しい鷹か鷲の可能性があります…(^_^)v

 最後にもう一枚。これは南関東にある私の自宅近辺で写したものですが、何なんでしょうか?人家の多い住宅地なんですが、こんなところに鷹がいるんでしょうか?もう一度探し出して正体を見極めてみたいと思います。。。


Dsc_0072

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