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2014年4月12日 (土)

千年の都(2) Millenium capital(2)

 京の都は西暦794年、桓武天皇が入京したことで成立したといわれています。その後1200年以上も続く大都会です。そもそも人類の歴史上、この規模の都市が1000年以上存続した例はきわめて稀です。日本の首都である東京も、文字の意味をそのまま解釈すれば「東の京都」。ともかく、わが国に最も影響を与え続けた都市であるといえます。

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 「狐の嫁入り」というのをご存知でしょうか? 一般には、太陽が出て晴れているのに雨が降るという、特異な気象現象のことを狐の嫁入りといいます。天気雨のことをこのように呼ぶのは、まるで何かに化かされているような感覚を表したものだといわれています。

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 京の町では、この狐の嫁入りが行事として行なわれています。場所は東山の高台寺。。。あの豊臣秀吉を弔うため、妻のねねが建立した寺院です。

 もともと東山は魔界との境。無縁仏も多く、妖怪が住むといわれた地域です。そもそも人の営みが千年も続くと、様々な魔物が出てくるのでしょう。暗闇の中に無数の狐火が見え、これが狐の嫁入りの提灯行列のようだったとか。。。そのような伝説にあやかり、狐の嫁入り行事が行なわれるようになったそうです。ただし、この行列を目にすることは怖いことではなく、非常に縁起のいいものだとか。。。魔物や妖怪とともに生きてきた、京の人々のある種の世界観が感じられます。

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 狐の嫁入りは、例年3月に東山一帯がライトアップされる時期に合わせて執り行われます。で、狐になる女性は一般公募されるそうです。ただし、この写真の狐は、とある国の駐日大使の奥様だそうです。。。京の街、かなりの国際都市という側面も併せ持っているんですね。

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