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2014年4月 1日 (火)

エイプリルフール April fool

 エイプリルフールという風習が始まったのは、何時頃からだろうか? もともとはヨーロッパの風習で、この日は嘘をついても許されるらしく、海外の新聞やテレビでは冗談のようなニュースが真面目に流されたりしている。

 今日はそのエイプリルフールの日。なので、この話を信じるか信じないかは、皆さん方の自由である。そもそもこういった日でもない限り、こんな話をまことしやかに出来るわけがない。話は数十年前に遡る。奇しくも4月1日のことである。場所はある街の路地裏。細い路地が延々と続き、ひょっとしたらこのまま永久に抜け出せないのではないかというような錯覚を覚える、そんな場所であった。

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 4月とはいえ、夕暮れ時はかなり肌寒く、私の前を行く親子連れも、家路を急いでいるようであった。女の子が嬉々とした声を上げ、母親がそれに答えながら足早に路地を曲がって行こうとしていた。

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 一瞬、私は目まいに襲われた。まだ子供だった私は、目まいに襲われた経験が無かった。なので、何が起こったのか自分でも判らなかった。気が付けば女の子の声は無く、親子連れはどこにもいなかった。

 わけが判らず家に帰ったところ、どうも様子がおかしい。その理由が判明したのは、新聞やテレビを見たときであった。日付が4月2日、すなわち丸一日経っていたのである。

 私は怖くなった。そして、直感的にあの路地で目まいを起こしたことがその原因であると感じた。そして夕食前であったが、あわてて件の路地に戻った。すると、どうしたわけか先ほどの親子連れがおり、女の子の嬉々とした声が路地に響き渡った。なぜか私は安心し、再び家に戻った。何事も無かったかのように新聞やテレビの日付は4月1日に戻っていた。私は24時間後の世界に一時的に迷い込んだのだが、無事に戻ってこれたようであった。

 話はこれだけでは収まらない。というのは、その時に見た新聞やテレビに、ある大きな事故が報じられていた。つまり私は翌日起こる事故の内容を知ってしまっていたのである。翌日、私はその場所へ行く予定をしていたのだが、怖くなってやめてしまった。翌日、事故は本当に起こった。

 数週間後、私は再び、同じ路地を歩いて家に帰ろうとしていた。すると、あの親子連れがまたいた。どうしようか私は迷った。ついて行けばまた目まいが起こり、どこか別の時間に移動するのか?それは一日後なのか?それとも・・・?そして一番重要なのは、そこから元の時間に帰って来れるのかどうかである。その一方で、未来に起こる事件を予知できるというのは、非常に好奇心を掻き立てられる。見たいという欲求が起こる。私は好奇心に負けて親子連れについて行った。

 結果的に何も起こらなかった。私は再び時間を越えることは出来なかったのである。でも、今でも思う。あの経験は何だったのだろうか。。。


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 しかし、私も作り話が上手になりました。。。むほほほ(●^o^●)

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