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2014年4月29日 (火)

翅まで赤い唐辛子(2) Red pepper with red wings(2)

 夕焼け小焼けの赤蜻蛉・・・♬ という牧歌的な歌があります。でも、よくよく見るとアカトンボは翅の生えた唐辛子にも見えます。

 一般的に赤いトンボは「あかとんぼ」と呼ばれていますけど、トンボの世界はなかなか複雑。特に日本は古事記の時代から「秋津島」すなわち神武天皇が国土を一望して、「あきつのとなめせるがごとし=とんぼが繋がって飛んでいるようだ」と表現したとか。。。ともかくトンボの種類は多く、世界のアカトンボ属約50種のうち21種が日本に分布します。また、アカトンボ属以外にも赤色のトンボがいるため、ますます複雑です。

 今回は南西諸島で見かけた赤とんぼをご紹介しましょう。。。


 目いっぱい赤いショウジョウトンボ。これは沖縄本島に棲む大陸亜種で、タイリクショウジョウトンボと呼ばれます。この種類は翅の基部と脚まで赤くなります。

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 ベニトンボです。撮影地は石垣島。。。色はピンクに近く、胴体だけでなく翅脈まで赤いのが特徴です。この種類は南方系のトンボで、本来は台湾以南に分布していますが、近年では九州・四国でも見られるようになりました。。。

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 極めつけはアカスジベッコウトンボ。この種類も、もともとはもっと南方の東南アジアに分布している種類なんですが、近年は八重山諸島に定着してしまったようです。写真は西表島のものです。

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 ともかく翅まで真っ赤・・・∑(=゚ω゚=;) 南方系の色が濃いトンボです。トンボの世界もなかなか奥が深いです。。。

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2014年4月26日 (土)

翅まで赤い唐辛子 Red pepper with red wings

 夕焼け小焼けの赤蜻蛉・・・♬ という牧歌的な歌があります。でも、よくよく見るとアカトンボは翅の生えた唐辛子にも見えます。

 一般的に赤いトンボは「あかとんぼ」と呼ばれていますけど、トンボの世界はなかなか複雑。特に日本は古事記の時代から「秋津島」すなわち神武天皇が国土を一望して、「あきつのとなめせるがごとし=とんぼが繋がって飛んでいるようだ」と表現したとか。。。ともかくトンボの種類は多く、世界のアカトンボ属約50種のうち21種が日本に分布します。また、アカトンボ属以外にも赤色のトンボがいるため、ますます複雑です。

 その中で代表的な種類はナツアカネとアキアカネ。まずはナツアカネです。胸部まで赤く色付きます。

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 そしてアキアカネ。この種類は胸部まで真っ赤になることはありません。

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 ミヤマアカネは翅にアクセントがあります。外縁近くに橙色の帯があるのはこの種類だけです。

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 全身がほぼ真っ赤になるショウジョウトンボ。翅の付け根と脚まで赤くなるのが特徴です。他の赤とんぼもそうなんですが、真っ赤になるのはオスだけで、しかも羽化直後は黄色っぽいんですが、成熟すると赤く染まります。。。

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2014年4月22日 (火)

千年の都(3) Millenium capital(3)

 京の都は西暦794年、桓武天皇が入京したことで成立したといわれています。その後1200年以上も続く大都会です。そもそも人類の歴史上、この規模の都市が1000年以上存続した例はきわめて稀です。日本の首都である東京も、文字の意味をそのまま解釈すれば「東の京都」。ともかく、わが国に最も影響を与え続けた都市であるといえます。

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 ここは知る人ぞ知る一條戻橋。陰陽師であった安部清明を祀る清明神社です。鳥居の上には「清明紋」と呼ばれる、星の形をした紋が飾られています。陰陽師は2001年にTVドラマで放映されたので有名になりましたが、そのためかここはパワースポットといわれているようです。もっとも私はそのような霊的な能力を全く感じず、また全く信じることも無いので、京都市内の数多ある神社の中のひとつとしかとらえられないのですが。。。ともかく、このような場所がそこかしこにあるのが京の街です。

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 清明神社のすぐ近くにある白峯神宮もそんな場所です。

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 ここはどういう神社かというと、蹴鞠(けまり)の宗家であった飛鳥井家の屋敷跡に造営された神社で、毎年4月と7月に奉納蹴鞠が行なわれるので有名です。これはその蹴鞠の会場。。。

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 こういった神社ですので、サッカー界での信仰が圧倒的に篤く、たくさんの奉納品が祀られています。例えばJリーグ優勝祈願とか、ワールドカップ必勝とか。。。

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 そこかしこにこのような場所が存在する京の街。そこに住む人々も、常に魔物や魑魅魍魎と隣り合せで千年以上もの時を重ねてきました。そういえば、全国的には「京風ラーメン」というと、薄味であっさりしたものと認識されているようなんですが、京都市内にある、いわゆる「京都ラーメン」はそんな軟弱なものではありません。背脂が大量に入っていて、表面を覆う脂のため、湯気も立たないようなシロモノです・・・(@_@;) 京都市民はさらに脂を追加したりすることもあるようです。千年の都に住む妖怪たちと対峙するためには、このくらいこってりしたものを食べてスタミナをつけないといけないのでしょう。

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2014年4月21日 (月)

整列 Stand in line

 はい!! 整列!!!

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2014年4月19日 (土)

スプリング エフェメラル(2) Spring ephemeral(2)

 前回に引き続き、今年のギフチョウです。4月12日の北陸。石川県小松市周辺です。スミレの花の上を軽やかに飛び回っている様子を撮影しました・・・(^^♪

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2014年4月15日 (火)

スプリング エフェメラル Spring ephemeral

<緊急アップロード!!!>

「スプリング エフェメラル(Spring ephemeral)」って知ってますか? 直訳すると「春の妖精」です。年に一度、春に姿を現す動植物のことをこのように呼んでます。特に温帯の落葉広葉樹林の生き物に多いんですが、高木の葉が生い茂ると林床が薄暗くなるため、その前の萌芽~新緑の時期に姿を現し、太陽の光を享受しています。

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 ギフチョウとカタクリの花。。。いずれも春のごく短い間に姿を現す、スプリング・エフェメラルです。そして私にとっても春の風物詩。。。これを見ないと、春がやって来た気がしません…(^_^;) 今年も行きました。場所は石川県の小松空港周辺。快晴の4月12日でした。雪解け後の北陸路には、このような風景が良く見られます。

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2014年4月12日 (土)

千年の都(2) Millenium capital(2)

 京の都は西暦794年、桓武天皇が入京したことで成立したといわれています。その後1200年以上も続く大都会です。そもそも人類の歴史上、この規模の都市が1000年以上存続した例はきわめて稀です。日本の首都である東京も、文字の意味をそのまま解釈すれば「東の京都」。ともかく、わが国に最も影響を与え続けた都市であるといえます。

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 「狐の嫁入り」というのをご存知でしょうか? 一般には、太陽が出て晴れているのに雨が降るという、特異な気象現象のことを狐の嫁入りといいます。天気雨のことをこのように呼ぶのは、まるで何かに化かされているような感覚を表したものだといわれています。

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 京の町では、この狐の嫁入りが行事として行なわれています。場所は東山の高台寺。。。あの豊臣秀吉を弔うため、妻のねねが建立した寺院です。

 もともと東山は魔界との境。無縁仏も多く、妖怪が住むといわれた地域です。そもそも人の営みが千年も続くと、様々な魔物が出てくるのでしょう。暗闇の中に無数の狐火が見え、これが狐の嫁入りの提灯行列のようだったとか。。。そのような伝説にあやかり、狐の嫁入り行事が行なわれるようになったそうです。ただし、この行列を目にすることは怖いことではなく、非常に縁起のいいものだとか。。。魔物や妖怪とともに生きてきた、京の人々のある種の世界観が感じられます。

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 狐の嫁入りは、例年3月に東山一帯がライトアップされる時期に合わせて執り行われます。で、狐になる女性は一般公募されるそうです。ただし、この写真の狐は、とある国の駐日大使の奥様だそうです。。。京の街、かなりの国際都市という側面も併せ持っているんですね。

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2014年4月 9日 (水)

桜、どう撮る? How do you shoot cherry brossom?

 桜の写真って、どういうものを想像しますか?お花見のにぎやかな風景・・・それとも山一面のピンクの毛氈。。。

 ここではちょっと違った表現をしてみようと思います。

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 そもそも桜の枝って、細かい小枝が多く、それらが交差したり入り乱れたり・・・。なかなか絵になりません。桜の枝ぶりをきれいに撮るのは至難の技です。上の写真が関の山でしょうか。

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 ここはやはり、少しアップで撮影してバックをぼかし、桜の花が浮き上がるように写した方がきれいに見えます。お花見の喧騒もどこへやら・・・なにやら幽玄な雰囲気も出てきます。

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 バックは青空か、それともグリーンが入る程度。大きくボケた桜の花の影が写るくらいが良さそうです・・・(^_^;)

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ギフチョウでも飛んできてくれれば一番いいんですが。。。

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2014年4月 5日 (土)

千年の都(1) Millenium capital(1)

 京の都は西暦794年、桓武天皇が入京したことで成立したといわれています。その後1200年以上も続く大都会です。そもそも人類の歴史上、この規模の都市が1000年以上存続した例はきわめて稀です。日本の首都である東京も、文字の意味をそのまま解釈すれば「東の京都」。ともかく、わが国に最も影響を与え続けた都市であるといえます。

 舞妓はんどすえ・・・。

 このような歴史に彩られた京の町は、他の都市では見られない、独特の風景があります。舞妓さんもそのひとつ。もともとは今から約300年前、八坂神社(当時は祇園社)周辺の茶屋で始まり、神社仏閣に参詣する人や街道を旅する人に歌を聞かせ舞を見せるようになったとか。。。

 ちなみに彼女たちが仕込まれる「~どすえ」というような独特の言葉遣いはいわゆる祇園言葉。私の母は京都府出身ではありますが、私の50年以上の人生の中で、母がそういう言葉遣いをするのを聞いたことは、ただの一度もありません。

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 かつて、舞妓さんは10歳前後で座敷に上っていたそうですが、現在では児童福祉法・労働基準法の定めにより、中学卒業後でないとだめだそうです。近年ではブームのせいもあり、舞妓志望者は多いらしいんですが、その修行は厳しく、一人前になる前に辞めてしまう場合も多々あるようです。。。


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2014年4月 1日 (火)

エイプリルフール April fool

 エイプリルフールという風習が始まったのは、何時頃からだろうか? もともとはヨーロッパの風習で、この日は嘘をついても許されるらしく、海外の新聞やテレビでは冗談のようなニュースが真面目に流されたりしている。

 今日はそのエイプリルフールの日。なので、この話を信じるか信じないかは、皆さん方の自由である。そもそもこういった日でもない限り、こんな話をまことしやかに出来るわけがない。話は数十年前に遡る。奇しくも4月1日のことである。場所はある街の路地裏。細い路地が延々と続き、ひょっとしたらこのまま永久に抜け出せないのではないかというような錯覚を覚える、そんな場所であった。

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 4月とはいえ、夕暮れ時はかなり肌寒く、私の前を行く親子連れも、家路を急いでいるようであった。女の子が嬉々とした声を上げ、母親がそれに答えながら足早に路地を曲がって行こうとしていた。

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 一瞬、私は目まいに襲われた。まだ子供だった私は、目まいに襲われた経験が無かった。なので、何が起こったのか自分でも判らなかった。気が付けば女の子の声は無く、親子連れはどこにもいなかった。

 わけが判らず家に帰ったところ、どうも様子がおかしい。その理由が判明したのは、新聞やテレビを見たときであった。日付が4月2日、すなわち丸一日経っていたのである。

 私は怖くなった。そして、直感的にあの路地で目まいを起こしたことがその原因であると感じた。そして夕食前であったが、あわてて件の路地に戻った。すると、どうしたわけか先ほどの親子連れがおり、女の子の嬉々とした声が路地に響き渡った。なぜか私は安心し、再び家に戻った。何事も無かったかのように新聞やテレビの日付は4月1日に戻っていた。私は24時間後の世界に一時的に迷い込んだのだが、無事に戻ってこれたようであった。

 話はこれだけでは収まらない。というのは、その時に見た新聞やテレビに、ある大きな事故が報じられていた。つまり私は翌日起こる事故の内容を知ってしまっていたのである。翌日、私はその場所へ行く予定をしていたのだが、怖くなってやめてしまった。翌日、事故は本当に起こった。

 数週間後、私は再び、同じ路地を歩いて家に帰ろうとしていた。すると、あの親子連れがまたいた。どうしようか私は迷った。ついて行けばまた目まいが起こり、どこか別の時間に移動するのか?それは一日後なのか?それとも・・・?そして一番重要なのは、そこから元の時間に帰って来れるのかどうかである。その一方で、未来に起こる事件を予知できるというのは、非常に好奇心を掻き立てられる。見たいという欲求が起こる。私は好奇心に負けて親子連れについて行った。

 結果的に何も起こらなかった。私は再び時間を越えることは出来なかったのである。でも、今でも思う。あの経験は何だったのだろうか。。。


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 しかし、私も作り話が上手になりました。。。むほほほ(●^o^●)

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