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2014年10月28日 (火)

乗鞍高原の大かえで The Great Kaede in Norikura

 私は乗鞍高原に紅葉を見に行くのが年中行事のようになりました。乗鞍高原は標高1000mを越えるなだらかな地形。各所に紅葉の見所があります。その中で最も有名なのが、市ノ瀬園地の大かえでです。かなりの巨木が一本だけ、目立つところに生えており、常にカメラマンに囲まれています。

 今年も見に行ったんですが、なんとなく冴えません・・・(>_<)

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 2012年、すなわち2年前には、まさに真紅の大かえででした・・・(^_^)v

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 昨年・今年と2年続けてしょぼい状態でしたが、確かに紅葉は年によって当たりはずれがあります。ちょっと大ぶりな葉を持つハウチワカエデも、今年は色づきが淡い樹が目立ちました。。。

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 それに対して、2012年はまっかっか・・・(^_^)v

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 紅葉もなかなか一筋縄ではいかないものですね。。。

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2014年10月25日 (土)

青 Blue

 野菜、果物の花の中で青い色のもの。。。これはなかなか難物です。あまり数多くはありません。

 「チコリ」って、ご存知でしょうか?レタスのような苦味のある西洋野菜です。この花が鮮やかな青色をしています。

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 そして、シカクマメです。沖縄などで栽培され、「うりずん豆」という、いかにも沖縄的な品種名が付けられたりしています。この花がやはり鮮やかな青です。

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 どうしてシカクマメなのかというと、豆のさやの断面が四角形なんです。さやはこんな感じです。。。

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 意外なのがパイナップル。。。紫色がかかっていますが、こんな感じです。

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2014年10月21日 (火)

黄その2 Yellow-2

 前回に引き続き、野菜の花の中から黄色いものを集めてみました。

 ウリ科の花。ほんとに将来の果実の様子がよくわかります。これはスイカの雌花。

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 そしてこれはキュウリです。花胡瓜として、高級料亭なんかで出てくることがあります。

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 シュンギクの花です。黄一色のものもありますが、ツートンカラーの花もあります。

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 ねばねば系野菜のモロヘイヤの花。たぶんほとんどの方が見たことないでしょうね(@_@)

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 同じくねばねば系のオクラの花はすごく優雅。。。ハイビスカスにも似てますね。

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 最後はこれ。アズキの花です。黄色い花が意外だと言われます。。。

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2014年10月20日 (月)

これも黄色 Also they are yellows

 黄色い衣装の人を集めてみました。。。あまり全身真っ黄色というのは無いんですね・・・(^-^)

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2014年10月18日 (土)

黄 Yellow

 野菜の花には黄色い色をしたものが数多くあります。

 代表的なのはアブラナ科の野菜。これはチンゲンサイの花です。

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 そもそもこの仲間の野菜はものすごくフクザツ。。。というか、ハクサイ・コマツナ・カブ・ノザワナ・ミズナ・チンゲンサイ・ミブナ・シロナ・タアサイ・ナバナなど、数多くの種類が植物学的にはナノハナと同種です。下の写真はハクサイ。豪快に結球を割って花茎が出てきていますが、花そのものは全くナノハナと同じです。

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 ウリ類にも黄色い花が多いです。これはニガウリ。最近はゴーヤと言った方がわかりやすいですね。雄花と雌花があり、雌花は将来の果実の様子がよくわかります。

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 おなじみトマトの花も黄色です。

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 レタスの花です。これも黄色。。。

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2014年10月14日 (火)

白 White

 白い蝶は逆光に映えます。沖縄本島のナガサキアゲハです。。。

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 ナガサキアゲハはオスとメスでかなり色彩が異なります。オスは一様な黒色。後ろから追いかけて来ているのがオスです。。。

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 また、メスの白色も地域により異なります。神奈川県などで見られるものは、ごらんのとおりかなり黒っぽいです。そして南に下るほど白化する傾向があります。この傾向は八重山諸島で極大に達し、以前、西表島に産したものはほぼ真っ白でしたが、今は見られません。。。

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2014年10月11日 (土)

紅 Crimson

 ヒガンバナです。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ともいいます。
 9月末頃に田んぼの周りに真っ赤な花が咲き乱れるのが、日本各地にみられます。

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 不気味なほどの真紅の花ですので、人によって好き嫌いがあります。私はこの毒々しいほどの紅色が結構好きです。ちょっと血なまぐさいかな・・・(^^♪

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2014年10月 7日 (火)

紫 violet

 「村さ来」という、居酒屋のチェーン店があります。今年で創業40周年だそうです。浮き沈みの激しい、あのような業界で、40年も商売を続けてきたというのは、ある意味すごいと思います。
 というような事とは、今回のテーマは全く関係ありません。この蝶、ツマムラサキマダラといいますが、沖縄本島では1992年から毎年見られるようなので、今年で22年になります。これもある意味すごいと思います。もともとこの蝶はかなり南方系の種類で、台湾以南に生息していましたが、地球温暖化の影響なのか、近年、北上する傾向が見られます。

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 ところで、この写真を見て、なにか違和感を感じませんか?ツマムラサキマダラは前翅にきれいな紫色の模様があるのが特徴なんですが、随分と左右の翅の色が違います。このような写真が他にもあります・・・。

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 この蝶、日向と日陰が交錯するような環境を好みます。滑るように滑空し、しばらく羽ばたき、また滑空という、特徴的な飛び方です。そして何よりも目を引くのは、見る角度によって色が違って見えることです。翅の角度が左右で異なると、翅の色が違って見えるため、これらの写真のような見え方をするわけです。

 この色、実は紫色の色素ではありません。CDやDVDと同じ仕組み、非常に微細な溝に光が干渉し、その結果見える色彩です。このため、このような色を「構造色」と呼んでいます。太陽の方向や光の強さと、翅の角度によって、刻一刻と輝きが変化するので、この蝶が飛ぶときは紫色のネオンがついたり消えたり・・・そんな感じがします。沖縄では秋になると数を増す蝶ですので、機会があれば是非見に行ってみてください・・・(^_^;)

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2014年10月 4日 (土)

魔法 Magic

 西洋には魔法をかけられて醜い姿となったり、眠り続けたりする美しい乙女の話が数多くあります。かの白雪姫もそういう話のひとつですし、クジャクチョウの翅の模様は牝牛の姿に変えられた乙女が落とした涙のしずくといわれています。

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 最近、私は歴史の勉強に目覚めてしまって、こんな面白い話を見つけました。今から700年くらい前に書かれた「カヴェインの結婚」というエピソードです。イギリスで生まれた騎士道物語「アーサー王物語」の中のひとつです。興味のある方は読んでみてください。とても700年前に書かれたとは思えない、現代的な示唆に富んだ物語です。

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 あるとき、アーサー王のところへ一人の女性がこんな訴えをした。自分の領地が邪悪な騎士に奪われ、恋人を捕虜にされてしまった、と。アーサー王は勇気のある人であったので、たった一人で、その邪悪な騎士のいる城へ乗り込んでいった。ところが、城に一歩足を踏み入れたとたんにアーサー王から勇気と元気が抜けてしまった。どうやら城には魔法がかかっていて、侵入者の勇気と元気をくじくらしい。こうしてアーサー王は邪悪な騎士に打ち負かされ、捕虜にされてしまった。

 すっかり気持ちが弱くなったアーサー王は邪悪な騎士に命乞いをする。邪悪な騎士はアーサー王に言った。「命を助けてほしいなら、ひとつ問題を出す。この一年のうちに答えが見つかれば、おまえを解放する。もし見つからなければ、おまえの命・財産・領地をすべていただく。さあ、どうする?」
 ともかく助かりたいアーサー王は、この条件を呑んだ。その時に邪悪な騎士から出された問題がこれである。

「すべての女性が最も望むことは何か?」

 アーサー王は答えを探すため、流浪の旅に出ることとなった。そして行き交うすべての女性に尋ねた。「おまえの望みは何か?」少女から老婆まで、農民、商人、職人、貴族、未婚、子持ち、あらゆる女性に尋ねたが、困ったことに、みんな言うことが違う。ある女は「美貌」と言い、別の女は「健康」。その他に財産・夫・子供・若さ・・・など、ありとあらゆる答えが返ってくる。こんな状態では、すべての女性が望むことなど分かるわけがない。。。

 一年経ち、明日はいよいよ約束の日となった。ところがアーサー王は未だに答えを見つけられない。暗い森をさまようアーサー王は、道の傍らにある大きな木の下に、眼を背けたくなるような醜い老婆がしゃがみ込んでいるのを見つけた。あまりの醜さに、アーサー王は老婆に気が付かないふりをして、その脇を通り過ぎようとした。
 そのとき、老婆はいきなりアーサー王を叱りとばした。「レディーを無視して通り過ぎるとは、無礼者!!」と。騎士の世界はレディー・ファーストの世界。アーサー王はあわてて馬を降り、非礼をわびた。機嫌を直した老婆はアーサー王に言う。「あなたの探しているものを、私は与えることが出来る」。ところが、この時老婆はひとつの条件を出してきた。すなわち、答えを教える代わりに、若くて健康で立派な騎士を自分の夫に欲しいという交換条件であった。そして、切羽詰ったアーサー王は、この条件を呑んだ。

 翌日、アーサー王は邪悪な騎士の城に出かけた。邪悪な騎士は「答えを見つけたか?言ってみろ!!」と問うた。アーサー王は、「愛」「財産」「若さ」・・・などと、それまで聞いてきた答えを端からすべて言ったが、邪悪な騎士は「違う。違う」と笑みを浮かべて上機嫌。
 アーサー王の答えが尽きたところで、「では、約束どおりおまえのすべてをいただこう。」
 ところがアーサーは最後にひとこと、老婆の答えを言った。
「自分の意思を持つこと」。
 邪悪な騎士は「くそっ!! さてはあの女に教わったな。あいつは俺の妹のくせに・・・」と悔しがった。

 このようにしてアーサー王は一年ぶりに宮廷に帰還する。宴席の騎士たちも大喜びだったが、なぜかアーサー王が暗い。それもそのはず、醜い老婆との約束が残っていた。約束はしたものの、若くて健康で立派な騎士を老婆の婿にしなければならない。中世の騎士は、約束は必ず守るものなので、誰と結婚させるかたいそう悩んでいた。
 沈痛な面持ちのアーサー王を見て、心を痛めたのがカヴェイン卿であった。彼は「王よ。あなたの悩みを私にも分けてください。」と尋ねた。アーサー王が事の成り行きを話したところ、王の忠臣であるカヴェイン卿は、「私が、その女の婿になりましょう。」と答えた。
 アーサー王は、自分の甥でもあり、若く健康なカヴェインを、あんな醜い老婆と結婚させたくない。反対したが、カヴェインも言い出したら聞かない。結局、カヴェインが老婆の夫になることになった。

 さて、暗い森から老婆を連れてきて、宮廷で結婚式である。他の騎士たちは、みんな面白半分でカヴェインをからかう。カヴェイン自身もちっとも幸せな結婚式ではない。なので、式だけで披露宴は無し。そのまま新婚初夜となった。
 部屋には新郎新婦の二人っきり。ところがカヴェインは花嫁に背を向け、ため息をつくばかり。花嫁の顔を見ようともしない。

 そのとき、老婆の花嫁がカヴェインに問いかけた。「わが夫よ。あなたは新婚初夜というのに、私を見ようともなさらず、つまらなそうにため息ばかりついておられる。なぜですか?」
 カヴェインは答えた。「ため息の理由は3つある。ひとつ、あなたが老人であること。ふたつ、あなたが醜いこと。みっつ、あなたの身分が低いことだ。」
 これを聞いて老婆は反論する。「ひとつ、年老いているということは、それだけ人よりも思慮が深く知恵に富んでるということです。決して悪いことではありません。ふたつ、妻が醜いことは、夫にとって幸運です。他の男が言い寄ることを心配する必要がありません。みっつ、人の価値は生まれや身分で決まるものではありません。魂の輝きによるものです。」

 カヴェインも根は素直な人間だったので、確かにそうだと思い、ふと振り返って花嫁を見ると、そこにいるのは、輝くばかりの美しい乙女であった。
「おまえは一体何者だ!?」とカヴェインは聞く。花嫁はこう答えた。「実は私は悪い魔法使いに老婆の姿に変えられていたのです。二つの願い事がかなわなければ、元の姿に戻ることが出来ません。立派な騎士を夫にするという、一つ目の願いがかなえられたので、私は一日の半分を元の姿で過ごすことが出来るようになりました。元の姿でいられるのは、昼が良いですか?夜が良いですか?わが夫よ。お選びください。」
カヴェインは言った。
「その美しい姿は、二人だけの夜の時間に見せてほしい。出来れば、その美貌を他の男たちに見られたくないので。」
すると、花嫁は、
「女というものは、他の紳士淑女とお付き合いするときに、美しい姿でいられたら、とても幸せなんですよ。」と自分の意思を述べた。
これを聞いて、しばらく考えた後、カヴェインは言った。
「おまえの好きにするがよい・・・」

花嫁は満面の笑みを浮かべた。
「たった今、二つ目の願い事がかないました。もう私は昼も夜も老婆の姿に戻ることはありません。」

二つ目の願い事は何だったのか?それは、「自分の意思を持つこと」であった。

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 これが「カヴェインの結婚」という物語の概略です。700年前に作られた物語ですが、非常に現代的な示唆に富む内容です。主君に対する忠義・女性の美に対する考え方・女性が自分の意思を持つこと・人の欲望・・・などなど。21世紀の世の中でも十分通用する内容と思います。さて、あなたはどのような感想を持たれたでしょうか?

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