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2015年2月10日 (火)

大きさ Width

 「ベルグマンの法則」って、ご存知ですか?北方に住む動物ほど身体が大きくなるという、あの法則です。確かに本州のツキノワグマよりも北海道のヒグマの方が大きいですし、北極のシロクマはさらに巨大です。。。(@_@;)

 人間の場合はどうなんでしょうか?北海道の人はおデブ・・・というわけでもないようですが・・・(^_^;)

 さて、種類はそれぞれ異なるんですが、石垣島のカンムリワシと北海道のオオワシを比べてみましょう。これは石垣島のカンムリワシ。カラスと比べてみてください。カンムリワシの方がひと回り大きい程度です。。。

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 ところが北海道のオオワシをカラスと比べると、こんな感じ。。。倍以上差があります。

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 そしてワシの仲間の翼は巨大です。身体に比べてこんなに大きく、グライダーのように滑空します。翼を広げると、なんと2.5メートル・・・(@_@;)

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 この豪快な翼と身体で電柱に着陸すると、こんなふうにド迫力です(@_@;)

Dsc_0262

 ベルグマンの法則は、温血動物のみに当てはまります。動物の体温の維持を考えた場合、熱の生産量は体重の3乗に比例しますが、放熱量は体長の2乗に比例するため、身体が大きいほうが体温の維持に有利なんです。これは、ウイスキーのロックを飲むとき、大きくて丸い氷はなかなか溶けないんですけど、氷をクラッシュするとわりと溶けやすいのと、原理的には同じです。デカい方が熱を奪われにくいんです。

 ただし、これは温血動物にのみ当てはまる法則です。昆虫や両生類、爬虫類など、変温動物は逆に熱帯に住むものの方が身体が大きくなることが多いです。これは、変温動物の場合には太陽光線の力で身体を温めなければならないので、寒いところに大きな図体の生物がいると、温まるのに時間がかかりすぎてしまうからです。また、昆虫などの場合は、寒地では成長が可能な季節がごく短いため、早く成虫になることが必要なんです。

 寒いところには巨大な温血動物と小さな変温動物。そして熱帯には小さな温血動物と巨大な変温動物。例外もありますが、一般的にはこういった傾向が見られます。。。

 翼が2.5メートルもあるようなオオワシを肩に載せてみたいものです。カッコええかな?(^_^)v

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