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2015年11月28日 (土)

ミッシング・リンク Missing link

 沖縄にはオオコウモリが生息しており、運がよければ出会うことも可能です。「運がよければ」というのは、夜間活動するので普通に観光旅行をしているとなかなかお目にかかれないんです。ところが2015年の石垣島はオオコウモリの数が多く、昼間でも林道沿いで活動している個体が見られました。

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 オオコウモリの飛び立つ瞬間を連続撮影してみると・・・

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 前肢の指が非常に長く発達し、その指と指の間に薄い皮膜が発達しているのがよく判ります。

 ここでひとつの疑問が生じます。コウモリはどのようにしてこんな不思議な形に進化したのでしょうか?例えばネズミのような生物の指が徐々に伸び、その指の間に皮膜ができ・・・などということは、そもそも考えられません。飛ぶことも出来ず、中途半端に長くて皮膜のある指なんて、生きていく上で邪魔になるだけです。

 もうひとつ、大きな問題があります。それは「エコロケーション」。コウモリは超音波を発し、その反射によって障害物を回避しながら飛びます。このため超音波を発する声帯と、それを聞き分ける特殊な耳が必要です。このような機能は、一体いつ頃、どのようにして出来たのでしょうか?

 このような進化論上の発達の過程が判る様な一連の化石が発見されているのは、実はゾウとウマくらいです。他の生物はコウモリと同じように途中経過がよく判らず、ある日突然、地球上に出現したように見えます。このような進化の過程が見えない部分を「失われた環(ミッシング・リンク)と呼んでいます。

 クジラやイルカもそうです。哺乳類ですので、その祖先は地上生活を行なっていたはずなのですが、いつ頃、どのようにして水中生活をするようになり、手足が変化して魚のような体型になっていったのか・・・謎は深まるばかりです。

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