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2016年3月29日 (火)

トリミング Trimming

 一般の人にとって、「トリミング」とは犬などの毛を刈り込んで形を整えることを言います。ところがここで言う「トリミング」は写真用語。画像の一部だけを切り出す加工のことを写真の世界では「トリミング」と称しています。まあ、どちらも不要な部分は切り取り、必要な部分だけ残すと言う行為です。。。

 昨年の年末、釧路近郊でオジロワシを撮りました。ところが結構距離があったので、被写体であるオジロワシが小さく写ってしまい、少々迫力不足です(>_<)

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 この写真の元画像は画素数が4928×3280ピクセル、サイズは8.20MBもあります。このため、一部を切り取って被写体であるオジロワシをもう少し大きくすることが可能です。こんな感じになります。まっすぐこちらを向いて正面顔・脚には魚を掴んでいるのがよく判ります。こういった画像編集のやり方をトリミングと称しています。トリミングはフィルムと暗室を使った銀鉛写真の頃から行なわれていましたが、デジタルカメラが一般的になってからはパソコンの画面上で画像処理ソフトを使い、よりお手軽に出来るようになりました。

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 さらにトリミングを進めていきます。鳥の表情や目付き、爪の鋭さまで鮮鋭に描かれ、望遠効果による迫力が出て来ました。。。

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 同様に今度はタンチョウヅルです。出来るだけペアで仲良さそうにしている様子を撮影したいところなんですが、鶴の数が多く、余計なヤツが写り込んでしまいます・・・(>_<)

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 再びトリミング登場です。このようにトリミングは余計なものを切り取る作業にも非常に便利です。。。

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 非常にお手軽にこういったことが可能なため、一部のストイックな写真家などからはトリミングに対する批判もあります。でもまあ、「作品」として考えれば別にいいのではないかと思います。参考までにトリミングしていない写真は「ノートリミング」と呼ばれ、作者の撮影技術の高さを示す、より価値の高いものとして扱われる場合もあるようです。まあ私にとってはどうでもいいんですが・・・(^_^;) ちなみに下の写真はノートリミングです。。。

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 写真展なんかで大きく引き伸ばす必要があるときには、トリミングすると画質の低下が顕著で、ノートリミングの方がいいんですが、ブログやツイッターなど、あまり大きくなくても良い場合にはトリミングしても一向に構わないと思います。。。


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2016年3月26日 (土)

主張する!!! Insist!!!

 イタリアンやスパニッシュのレストランに行くと、こんなオブジェに出会うことがあります(@_@;) 日本人には苦手な人もいるかもわかりませんが、ヨーロッパ人はこれが大好き。。。生ハム丸ごと一本です。なかなか主張する食品です。

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 これはとあるラーメン屋。丼・ご飯茶碗・餃子の皿・すべてに「岡山ラーメン」と銘が入っており、なかなか主張しています。。。

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 ドイツのソーセージ。ドイツ語では「ブルスト」と言うんですが、その巨大さがやはり主張しています。こうなるともう、バンはソーセージを持つための付け足しみたいなものですね(^_^;)

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 ニンジンといえばオレンジ色のものを想像しますが、実は白・黄・オレンジ・赤・紫・黒と結構バラエティーに富んでおり、これもまたなかなか主張しています。。。

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 北海道のとある温泉旅館の夕食。この後に天ぷらとデザートが出てきたんですが、とんでもないボリュームです(@_@;) 量で主張しています。。。

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 看板で主張しているのはこれでしょうか?「生まれた時からどんぶりめし」(・。・)

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 ともかく、主張するご飯は楽しいです(^_^)v



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2016年3月22日 (火)

美味しそうな・・・ Appetizing...

 春ともなると空気がかすんでくるのか、美味しそうな朝日や夕日が見れることがあります。これは朝日なんですが。。。

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 刻一刻とその色彩が変わるため、ほんの一瞬の「温泉たまご」状態です。

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 こうして見ると湘南海岸もなかなか風雅。

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 早朝から釣りに興じる人も多く見られ、なかなか絵になります。。。

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 自宅から徒歩10分あまりの海岸なんですが、なかなかいい雰囲気です。「今日は行けそう!!!」という時は、ちょっと早起きしてみるのもいいもんですね(^_^)v


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2016年3月19日 (土)

春の花(4) The Spring Flowers(4)

 このシリーズも今回の第4弾でおしまいになります。

 これはかなり遅い時期に咲く花。早い場合でも5月、6月に開花するパターンが多く、山地では7月に咲くので春の花とは言い難いかもわかりません。クリの花です。蜜の量が多く、多くの虫が集まります。珍しい蝶やカミキリムシが集まってくることも多く、虫好きには目が離せない花です。。。

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 クルミの花です。ひものようなつぼみが垂れ下がります。クルミの木は川辺に生えることが多く、河川周辺によく見られます。。。

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 そしてこれも山中でよく見られるヤマモモの花です。西日本の暖地に多く、公園の樹木や街路樹として植えられることも多いです。

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 オリーブの花です。日本では瀬戸内海に浮かぶ小豆島がオリーブの産地として有名ですが、庭木として植えられていることも多いです。

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 山中でよく見かけるアケビの花です。。。

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 というわけで、春に咲く果樹の花のはこれでおしまいとなります。。。こういう企画も今後は時々やってみたいと思いますので、よろしくお願いいたしますm(__)m

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2016年3月15日 (火)

春の花(3) The Spring Flowers(3)

 春に咲く果樹の花。。。第3弾ともなると、かなり個性派が増えてきます。

 これはブルーベリーの花です。壷のような形をした花がたくさん咲きます。あまり目立たず、ひっそりと咲いている雰囲気です。

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 キイチゴの花です。キイチゴはかなりたくさんの種類があるんですが、これはその中のカジイチゴという種類です。なお、なじみのある普通のイチゴは草本植物で、樹木にはなりません。。。

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 カキの花です。この花も葉陰にひっそりと咲き、あまり目立ちません。雄花と雌花があり、これは雄花です。

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 雌花はこんな感じ。鈴なりに咲く雄花に比べ、雌花は一花一花離れて咲きます。

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 ブドウの花も地味です。。。花びらがないので、余計に質素に感じます。。。

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 というわけで、バラ科の果樹を除くと、かなり地味になる果樹類の花の世界です。。。


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2016年3月12日 (土)

春の花(2) The Spring Flowers(2)

 この花はご存知ですか?3月の半ば、ソメイヨシノよりも1週間から10日くらい早く咲くので、ちょうど今頃が開花期だと思います。正解はアーモンドの花です。アーモンドは「扁桃」とも言われます。そう、あの風邪を引いたときにのどが腫れる、扁桃腺の「扁桃」です。実はアーモンドはモモに近い仲間。モモのタネのしわと、アーモンドのしわ。よく似てませんか?(^_^;) そしてアーモンドの花は日本国内では神戸市近辺に非常に多く見られます。これは神戸市内のナッツの輸入商社が広めたものだとか。。。

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 スモモの花です。透明感のある花です。。。

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 果樹の花として外せないのはミカンの花です。非常に香りの高い花で、開花期にはミカン山全体が香りに包まれます。これは最も一般的なウンシュウミカンの花です。。。

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 柑橘類はどれも比較的雰囲気がよく似ています。ちなみにこれは沖縄で栽培されるシークワーシャーの花です。。。

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 キウイフルーツの花です。キウイフルーツはマタタビ科の植物。マタタビといえば猫が好むんですが、キウイフルーツに対してはどんな反応を示すんでしょうか? どうやら果実に対してはほとんど反応を示しませんが、根や切枝に対しては、結構反応するそうです。。。

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 ちなみに正真正銘のマタタビはこんな花です。似てますでしょうか?マタタビは果実を採ってマタタビ酒を漬けたりしますので、かろうじて「果樹の花」と言えないこともないでしょう。。。

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 付け加えますと、マタタビで面白いのは、その葉です。まるでペンキを塗ったように白くなりますので、その存在がすぐに判ります。決して着色したわけではありませんので、悪しからず。。。

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 というわけで、春に咲く果樹の花、なかなか個性派ぞろいです。。。まだありますので、次回は第3弾をお届けしようと思います。。。

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2016年3月 8日 (火)

春の花 The Spring Flowers

 3月8日ともなると、ますます世間が春めいてきます。特に果樹の仲間は春に開花し、夏~秋に結実するものが多いです。春に咲く果樹の花をいくつか選んでアップしたいと思います。。。

 まずはモモの花。ひな祭りを桃の節句ともいい、春を代表する花でもあります。果樹の花の中でもなかなか華やかな存在です。。。

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 これは何の花でしょうか?実はサクランボの花です。ということは、サクラの花と同じ???

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 正真正銘のソメイヨシノの花がこれです。さきほどのサクランボの花と比べて、うっすらピンクに色付いているのと、最も大きな違いはオシベの長さです。サクランボはかなりオシベが長いんですが、ソメイヨシノは比較的短いです。。。

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 これはリンゴの花。なかなか妖艶な雰囲気です。ツボミは濃いピンクなんですが、花が開くと白くなります。。。

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 一方でナシの花。純白が目立つ、非常にきれいな花を咲かせます。。。

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 面白いのはプルーンの花です。何度見てもウメの花に見えます。。。

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 本物のウメの花もアップしておきましょう。これも一応、立派な果樹の花ですので。。。

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 というわけで、普段目にする果物も、その花を見るとなかなか個性的です。次回は果樹の花第2弾をお届けしようと思います。。。(^_^)v

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2016年3月 5日 (土)

アスペクト比とターボ・チャージャー Aspect ratio & Turbo charger

 さて、今回は随分とマニアックな表題です。といっても前回のスズメの続きなんですけど・・・(^_^;)

 前回同様なんですが、この写真のスズメの羽を見てください。羽の形に注目です。

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 辞書を引くと、「アスペクト比」という用語が出てきます。「縦と横の比率」などと解説されています。
 鳥類の羽の場合、アスペクト比=2×翼幅/翼面積と考えていいと思います。そして高速飛行に適した羽はアスペクト比が大きくなり、小回りの利く羽は幅広で短いので、アスペクト比が小さくなります。スズメのように丸くて幅広の羽は小回りが利き、複雑な方向転換などが可能ですが、高速飛行やグライターのような滑空は出来ません。

 一方でエリグロアジサシの羽を見てください。これは沖縄の古宇利島大橋の上から撮影したものですが、恐ろしく高速で飛ぶので追いかけるのが大変です(@_@;) やっとカメラに収めたんですが、ご覧のとおり先端が尖り、アスペクト比が大きな形状です。高速飛行が得意で、特に羽を後退させた形状(意味が判るでしょうか?)の際によりスピードアップします。

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 カモメです。先ほどのエリグロアジサシの羽と形状がよく似ていますが、後退させずにグライターのような形のまま飛んでいます。この状態だとそれほど速度は出ませんが、上昇気流に乗って長時間飛び続けることが出来ます。羽の後退具合により、高速飛行と省力飛行を切り替えられる、便利な形状といえます。

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 おしまいはオジロワシです。翼は長いんですが、幅広で先端が尖っておらず、平行です。この形状は意外とスズメと同じでアスペクト比は小さくなります。ところが翼が非常に大きいため、翼の単位面積当たりにかかる体重が小さく、羽の反りの形状が揚力を生じやすいため、「帆翔(はんしょう)」すなわち羽ばたかずに飛び続ける能力に長けています。。。

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 多くの鳥は体重を軽くするため、骨が中空となり、中に気嚢があります。この気嚢は鳥の呼吸器系と繋がっており、高速で羽ばたくときに大量の酸素を肺に供給する加給器として働きます。これは自動車のエンジンのターボチャージャーと全く同じ原理です。ともかく身体の全ての機能が飛ぶために作られたもののように思えます。こんな身体がどうして自然に形成されていったのか、不思議です。。。

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2016年3月 1日 (火)

雀 Sparrow

 今日から3月。日に日に春めいてくる季節です。でもこのブログは全くタイムリーではなく、だいぶ前に更新予約したものなんですけど・・・(^_^;)

 今回のテーマは「スズメ」。実は2013年の1月26日に撮ったこの写真をツイッターにアップしたところ、いいねやリツイートがなんと3千件を突破!!!(@_@;) 私のツイッター史上最大のヒットでした。

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 この時には、「こういう状態を『ふくらすずめ』と言い、俳句の季語にもなっています。もちろん冬の季語です。。。羽の間に空気を入れた、防寒対策ですね。。。」というコメントも付けました。

 ところがこの時の大ブレイク以降、この写真やコメントがあちこちで勝手に使われて大迷惑。。。ネットの怖さや理不尽さを感じた事件でした。ともかく、「可愛い動物bot」とか「癒される動物bot」とか、様々なところで勝手に使われ、未だにネット上によく出てくる始末です。

 業を煮やしてこの時に同時に撮った写真にネームを入れて再度アップしたりもしました。右下にZauberと入れてます。。。


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 さて、「ふくらすずめ」の次は「群雀(むらすずめ)」でしょうか?スズメがたくさん寄り集まってピーチクパーチクやってる様子を言い表した言葉です。

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 このようなむらすずめ状態のときに、いきなり一斉にパアッと飛び立つときがあります。その瞬間を捉えたものです。羽の形状が鳥の中ではかなり特殊なのがよく判りますが、肉眼では決して見ることができません。。。

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 実は、これら一斉に飛び立つスズメの写真をツイッターにアップしたところ、再びブレイクしてしまいました。その数約1600件!!!(@_@;) どうやら私は釧路のスズメと相性が良さそうです・・・(^_^)v

 一方で案外、孤独な状態のスズメも趣があります。私の三脚に止まっている姿です。。。

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 なんとなく愛嬌があり、面白い被写体です。タンチョウヅルやオジロワシも魅力的ですが、これからも機会があればスズメを追いかけてみようと思います(^_^)v

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