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2016年8月30日 (火)

入道雲 Thunderhead

 8月も終わりです。今年の夏も暑い日が続きました。夏のシンボルでもある入道雲ですが、これは俗称。正式な気象用語は積乱雲と言い、夏季の強烈な太陽光線のために発生した上昇気流によって垂直方向に1万メートルを超える高さまで発達します。英語では「Thunderhrad」。その名のとおり「カミナリの頭」です。この表現も入道雲の様子を正確に言い当てています。

 今回はこの夏、撮影した入道雲の写真をアップしてみたいと思います。。。

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2016年8月27日 (土)

幼鳥 Juvenile

 鳥が卵を産んだ時、そこからかえったヒナは羽毛も生え揃っておらず、もちろん飛ぶこともできません。しばらくの間、親鳥から餌をもらって成長し、やがて巣立つ時期を迎えますが、すぐに大人になるわけではありません。一般に第1回目の換羽(羽毛の生え変わり)までの段階を「幼鳥」と呼んでおり、親鳥とは少し異なる羽色をしている場合も多いです。

 これはオジロワシ。上にいるのが成鳥で、尾羽が白く、黒い体色とのコントラストがはっきりしています。それに対して下にいるまだら模様のものが幼鳥です。大きさはほとんど変わりません。。。

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 上空を滑空している状態を見るとはっきりと分かります。まだら模様のものがオジロワシの幼鳥。。。

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 そしてくっきりとした白い尾羽を持つものがオジロワシの成鳥です。。。

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 これは石垣島のカンムリワシの幼鳥です。白い羽毛が目立ち、ワシの仲間の幼鳥としては美しいことで知られています。通常、幼鳥は色彩がクリアでなく、あまり美しいとは言えない種類が多いんですが。。。

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 これに対し、成鳥はこんな感じです。。。

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 エリグロアジサシの幼鳥はやはり灰色まだら模様です。。。

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 これに対し、成鳥は純白に輝き、非常にきれいです。。。

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 これはタンチョウヅル。中央の頭部が茶色い個体が幼鳥です。成鳥は頭部が黒くなり、頭頂部に特徴的な赤斑が現れます。。。

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2016年8月23日 (火)

歳月の移ろい Change of generation

 私が石垣島を初めて訪れたのは大学3年生の春休みでしたので、1981年のことです。その頃は今と違い、石垣島へは那覇港からフェリーで一晩かかる船旅でした。もちろん航空機の利用も可能でしたが、なんせ金のない学生時代・・・船で行くことにしました。

 あの頃は今ほどホテルがたくさん建ってはおらず、宿泊は基本的に民宿でした。1泊2食付きで3500円前後だったと記憶しています。離島ですので水事情が良くなく、湯船に浸かることが出来ずシャワーだけだったと思います。

 そんなことで、夕食を外食することはほとんどなかったんですが、記憶の糸を辿ると、今とはかなり様子が異なってました。南の島とはいえ、汁物の食事が多かったように思います。当時の雰囲気を伝えるものといえば、まずは「味噌汁」です。内地のものとは具やボリュームが明らかに異なります。具にはスパムポークやレタスが入っており、卵と大量の豆腐が埋もれています。ライスが付いているのも特徴のひとつです。。。

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 ゆし豆腐も当時の雰囲気をよく残しています。

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 この他に「中味汁」や「そーき汁」もよく見かけましたが、今ではかなり希少なものとなりました。ただし「ヤギ汁」だけは今も比較的健在なようです。

 魚のから揚げは当時も今も比較的よく出てきます。ぐるくんのから揚げは定番料理です。

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 一方で、小魚のから揚げや魚の皮のから揚げは以前はよく見られましたが、今では希少品です。

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 生の魚はモノによっては今も昔も変わりがありません。特に赤身のマグロは美味で、昔から豊富に出回っていました。切り身の刺身を大量に並べるのが沖縄流で、ケンがや少し太めでざっくりと切ってあるのが特徴ですが、これは現在ではすっかりダイコンを使うようになったんですが、昔はパパイヤを使っていた名残ではないかと思います。

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 昔の石垣島には全く無かったものが焼肉屋です。これには最大限の歳月の流れを感じます。今でこそ「石垣牛」が有名になり、さらにアグーなどという豚肉の炙りも出て来たんですが、もともとこういう網焼きの食文化というものが全くなかった土地柄です。。。

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 案外、見かけなかったのがゴーヤチャンプルです。どうしてだったんでしょうか?

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 島ラッキョウや海ブドウも、ここ10~20年くらいのものだと思います。以前はその存在すら感じられませんでした。。。


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 ともかく、時代の流れには圧倒されます。。。



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2016年8月20日 (土)

注意!! Caution!!

 沖縄の道路には、純白のきれいな花を咲かせる樹木が街路樹として植えられているのをよく見かけます。。。

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 これは「オキナワキョウチクトウ」といいます。この木、ニワトリの卵くらいの大きさのマンゴーに似た非常に美味しそうな果実を付けるんですが・・・(@_@) これがクセモノ。絶対に手を出さないでください。触れることもやめた方がいいです。

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 オキナワキョウチクトウはケルベリンと呼ばれるアルカロイドを植物体全体に含んでいます。これがとんでもない毒性を持っているんです(@_@) この木の樹液に触れた手で目をこすると腫れることから、沖縄では「ミフクラギ」と呼ばれています。「ミフクラギ」=「目腫ラ木」です。また、かつて沖縄ではこの木の毒性を利用して漁業に使う、いわゆる「毒流し漁」が行われていましたが、現在では水産資源保護法により、固く禁じられています。。。近縁種はインド等に多く、自殺の木(Suicide tree)という英名を持つ近縁種もあります(@_@) ともかく、このような植物ですので、食べるのを避けることは当然ですが、触ることも避けるべきです。。。

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 本来であれば果実は動物に食べられて種子を拡散させることが存在理由のため、こんな強烈な毒性を持つ果実が存在するのは不自然です。ところがこの果実、ヤシの実と同じように海流によって運ばれ、たどり着いた海岸で萌芽するという生活史を持っているため、食べられると困るわけなんです。つやつやした美味しそうな外観は海水をはじくためです。オキナワキョウチクトウは海岸沿いが主な自生地のため、風雨に強く、台風常襲地である沖縄の街路樹に非常に向いています。このため、よく街路樹として活用されるわけです。ヤシの木なども街路樹として活用されますが、台風によって折れやすく、幹の中に食い込む害虫もおり、また落ち葉が巨大なため清掃が大変です。オキナワキョウチクトウはほとんど虫もつかないため、管理が極めて楽なんです。

 この木の花にはツマベニチョウがよく集まって来ます。花の蜜には有毒成分が含まれていないんでしょうか?そういえば、あのトリカブトの花にもよくクジャクチョウなどの蝶が集まって来ますが、何となく心配になってきます。。。

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2016年8月16日 (火)

カラス Crow

 最近、日本全国どこへ行ってもカラスがあふれています。我が家の近辺でも我が物顔にゴミをあさってひんしゅくを買っていますし、私が時々訪れる石垣島や北海道野付半島にもかなり増えており、その地域特有の希少動物の餌を横取りしたりしています…(@_@)

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 さて、植物の名前に「カラス」という接頭語がついたものがいくつか見られます。これはカラスは悪食で、どんなものでも食べることをとらえ、人間の食用にはならないんですが、カラスであれば食うであろうという意味で付けられたものが多いようです。

 まずこれは「カラスムギ」。平べったい子実で食べるところもなさそうなんですが、実際には中東や欧州では食べられていた歴史があるようです。田畑の周辺などでよく見かけますが、もともと日本に自生していた植物ではなく、中国大陸から伝わった史前帰化植物として全国に広まっていったそうです。

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 次は「カラスノエンドウ」です。この植物も国内では本州以南の人家周辺のいたるところにごく普通に見られます。さや・豆は小さく、食用には向かないようにみえます。ところが本種も地中海沿岸地方では農耕が始まった頃には食用作物として栽培されていたそうです。でも、その後しだいに断絶し、今では雑草とみなされています。このため新芽や若いさやを山菜のように茹でると非常に美味です。。。花もマメ科特有の形をしており、小さいんですが、非常に美しいです。。。

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 最後は「カラスザンショウ」です。食用の山椒と同じくミカン科サンショウ属の落葉樹ですが、その姿ははるかに巨大で高さ15メートルくらいのの巨木に成長し、葉も非常に大きいため、一見してこれがサンショウの仲間とは思えません。。。日本国内どこでも見られ、朝鮮半島・中国・フィリピンなどに分布し、伐採後の裸地にいち早く生える植物です。植物体にアルカロイドを含むため普通のサンショウと同じような食べ方は出来ませんが、若芽・若葉は天ぷらにできるそうです。ただし、一度食べてみた事があるんですが、決してお勧めできる味ではありませんでした(>_<)

 カラスザンショウは私にとって非常に重要で、しかも思い出深い植物です。というのは、アゲハ・クロアゲハ・モンキアゲハ・オナガアゲハ・カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハなど、主要なアゲハチョウの多くをこの植物で容易に飼育することが出来ます。葉が大きく、量も多く、しかも春~秋まで長期間新芽を出し続けるので、アゲハチョウの仲間の飼育に最適です。私は大学の卒業論文のためにかなりたくさんのアゲハチョウの仲間を飼育したことがあるんですが、無事卒論を書き上げられたのも、このカラスザンショウのおかげです。。。

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 ここまで来て、もう一つ重要な「カラス」があるのを思い出しました。それはカラスウリです。この植物は前回のテーマである夜に咲く植物のひとつなんですが、すばらしく繊細で美しい花が咲きます。カラスという名にふさわしくなく純白の花で、まるでガラス細工のように思えます。残念ながらまだ写真がありませんので、来年のシーズンには是非カラスウリの花をゲットしたいと思っています。。。



 

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2016年8月13日 (土)

夜開く・・・ Bloom at night...

 植物の中には夜間に花を開くものがあります。特に熱帯の植物に多いようです。というのは、寒い地方の場合、花粉を媒介する昆虫たちは気温が低くて夜間に活動することが出来ないんですが、熱帯の場合は逆に昼間の気温が高すぎて、酷暑を避けるために夜間に活動する昆虫が多いことが理由と考えられます。。。

 私がしばしば訪れる石垣島にも夜咲く花があります。ところが夜は泡盛タイム。。。花を探して車で走り回るわけにもいきません。

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 八重山の朝は遅いです。真夏であっても7時頃はまだ日の出直後です。この時間にあちこち散策すると、夜しか咲かない花がまだ残っています。これはそんな花のひとつ、サガリバナです。。。

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 幻想的な姿です。。。

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 そしてこれも夜だけ咲く花。ドラゴンフルーツの花です。果実そのものは世間一般に知名度が上がってきましたが、花を見た人はほとんど無いと思います。直径20~25センチ、かなり巨大な花で、野菜や果物の花としてはレンコンと並んで最大級だと思います。。。

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 ドラゴンフルーツはサボテンの一種です。しかも一般のサボテンのように丸っこい姿ではなく、つる性のサボテンなんです。そのためちょっと独特の雰囲気があります。。。

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 そして同じ株の花はほぼ一斉に開花します。このため開花期の株を見つけるのが難しく、なかなか探しづらいものです(´・ω・`)

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 どちらの花も事前にリサーチを行い、早朝にカメラを担いで撮影に行くことになりますが、日が高くなるとすぐに落花したりしぼんでしまったり・・・なかなかタイミングが難しい花です(^^)v

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2016年8月 9日 (火)

かたぶい Katabui

 沖縄の天気予報はあまり当てになりません。というのは、「晴れ時々曇りところにより雨」というような予報がやたらと多いし、刻一刻と予報内容が変わります。

 沖縄では「かたぶい」という天候が頻繁に出現します。「かたぶい」=「片降り」。すなわち局地的に降るにわか雨のことです。この写真をよく見てください。向こうから雨が近づいてきます。特に石垣島あたりではよく見る風景で、雨域から10メートル離れると降っていません。。。

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 この写真も同様で、左端の山はかなり激しく降ってます。。。

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 そして天気予報が雨の場合でもこんな天気になることもよくあります…(^^)v

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2016年8月 6日 (土)

大型 Big size

 アトランティック・ジャイアントという、巨大なカボチャの品種があります。1個数百キログラムにもなる大型のカボチャなんですが、花は普通のカボチャとそれほど変わりはありません。品種によってかなり姿形が変わる植物も多いんですが、花を見るとその素性がよくわかります。。。

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 これがしばらくたつと、ぐんぐん成長を始めます。約1か月でバスケットボール大。。。

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 果実は1本に1個とし、あとは除去してしまいます。。。

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 そして2か月後。かなり色づいてきました。直径40センチくらいでしょうか?


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 というわけで、どこまで大きくなるか、楽しみでもあります…(^_^;)


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2016年8月 2日 (火)

チャレンジャー Challenger

 自分で料理を作る時に、ちょっといろいろ試してみることがあります。成功すると良いんですが、うまくいかないことも。。。(*‘ω‘ *)

 ビールの苦味付けに使われるのはホップなんですが、これを天ぷらにしてみました。ゴーヤと同じかな・・・と思ったら、苦味がはるかに強くて、なかなかビターな一品でした(*‘ω‘ *)

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 これは単身赴任時代に作ったものです。シーフードとタラの芽のパスタ。まあまあの一品でした。。。

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 でも、タラの芽は天ぷらが定番かと思います。。。

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 ハチクの素焼きなんですけど、何とも言えないフレンチな雰囲気。。。

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 きつねうどんにとじ卵。これに梅干しをトッピングすると、意外に美味しいんです。。。

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 そして私の好きな肉じゃが。牛肉と金時にんじんを使い、季節のえんどう豆を載せます。。。

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 とにかく、美味しいものは追及すべきだと思います。。。



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