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2016年10月 1日 (土)

原材料 Raw materials

 世の中にはどうやって作ったのか判らない、原材料が何なのか判らないというものが存在します。例えば、チューインガム。私はあまり食べませんが、早朝(夜中?)に中央道を飛ばして信州へ向かう時なんかは、眠気覚ましにカフェインが含まれているチューインガムを噛むことがあります。。。

 さて、この写真を見てください。非常に地味系の植物です。熱帯植物なんですが、派手なところは全然ありません。樹高30~40メートルにもなる大きな木で、「サポジラ」といい、原産地はメキシコです。その後、スペイン人によってフィリピン、その他の東南アジアに広められました。。。

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 果実はこんな感じです。やはり地味系で、何の変哲もありません。この果実は干し柿のような風味があるそうです。。。

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 実はチューインガムの原材料は、この果実ではありません。樹液を使うんです。サポジラの樹液は「天然チクル」と呼ばれ、これがチューインガムの原料となります。。。

 もうひとつ。これも熱帯植物です。ちょっと地味な色ですが、その形から洋ランの仲間だと気が付く人も多いでしょう。そのとおり。熱帯性のランの一種です。そして普通のランと異なり、つるが数十メートルも長く伸びるので、この花はかなり高所に咲きます。この植物もやはりメキシコ・パナマといった中米が原産地で、その後マダガスカルやインドネシアなどの熱帯の国々に広まっていきました。。。

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 さて、このラン科植物の正体は何なんでしょうか?正解は「バニラ」です。アイスクリームなどの香料に欠かせない原材料です。といっても、この花は全くバニラの香りはしません。バニラビーンズと呼ばれる果実を発酵させると、よく知られたバニラの香りを発するようになります。。。

 文明生活に欠かせないお洒落なモノの原材料も、かなりローカルな地域から運ばれてくることが結構多いです。。。(^_^;)







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