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2016年10月 4日 (火)

流儀 Style

 もう10月です。私の親兄妹、親しい人には、どういうわけか10~11月生まれの人が数多くいます。私も11月生まれ。この時期が近付くと、つくづく歳を取るのは早いものだと思う今日この頃です。

 この時期になると、子供の頃を思い出します。どこの家庭にも我が家の味、家の流儀というものがあるんだと思います。私の母親は京都府のかなり山深い地域の出身なので、ちょっと特徴的な料理を作っていました。私の妹も割とそういったものを受け継いでいたように思います。

 寒くなってくるとよく食卓に上ったのが、かす汁です。具は大根・金時にんじん・ごぼう・薄揚げ・こんにゃくで、いずれも短冊に切ります。そしてどうしても欠かせないのが牛肉のこま切れです。これらの具を通常の味噌汁の半分くらいの濃度の薄めの味噌汁を作るつもりで白味噌をかなり控えめに入れ、煮込みます。さらに酒粕を細かくちぎってたっぷりと入れると出来上がりです。お椀に入れてトッピングは七味唐辛子と青ネギ。寒い時期に身体が温まる一品です。。。(*^^)v

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 写真の料理はいずれも煮物なんですが、左はハクサイ・まぐろ・薄揚げで、これに卵が入る場合もあります。右はフキと薄揚げの煮物です。もともと我が家では生野菜はほとんど食べず、基本的に煮物でした。薄口醤油の性質を生かした、なかなか美味な一品です。


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 小鯵の酢漬けです。小鯵の内臓を取り、金網で素焼きにし、そのまま酢に漬けて36時間ほど冷蔵庫に入れておくと、骨まで柔らかくなり、美味しく食べられます。南蛮漬けに雰囲気が近いんですが、たまねぎや鷹の爪などを使わず、よりシンプルです。。。

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 肉じゃがなんですが、関西人なので当然牛肉。グリーンピースを入れるのが流儀でした。にんじんはこれも金時にんじんです。もともと関西では金時にんじんが主流で、現在一般に売られているニンジンは、わざわざ「洋にんじん」と呼んでいました。。。


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 煮豆です。もっとも、「煮る」という動詞は関西ではあまり使わず、もっぱら「炊く」です。このため、この料理の名称は「豆の炊いたん」という名前になります。戻した大豆・れんこん・ごぼう・にんじん・干椎茸・こんにゃくをいずれも賽の目切りにし、厚めの昆布を加えます。。。

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 というわけでこんなものばかり食べていました。我が一族はみな痔を患っている人間が多かったので、食物繊維が豊富な根菜類は必須の食材でした。そして未だに私は生野菜が苦手です。。。


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