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2018年4月28日 (土)

昼と夜 Day and night

 北関東に世界的に有名な藤の花があります。とある公園に咲いているんですが、CNNより2014年の世界の夢の旅行先10カ所に選ばれ、一躍ワールドデビューを果たしました。そのためか、外国人旅行者の姿も非常に多いです。

 藤の花の開花期はちょうどゴールデンウイークに当たるため、人出は相当なもの…(@_@) 開花期間中は7時開場となっているんですが、実際には6時35分くらいから入場することが出来ました。まずは太陽の下の藤の巨木。相当な大きさなので、魚眼レンズが大活躍です。。。

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 これに対し、ライトアップを伴う夜の景色。。。

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さて、あなたはどちらがお好みでしょうか?(^_^;)

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2018年4月24日 (火)

けったい Strange

 関西弁では「けったいな・・・」という言い回しを頻繁に使います。「けったいな奴」「けったいな恰好」「けったいな〇〇〇」などなど・・・。調べてみるとけったい=奇態。妙な・奇妙な・おかしな・変な・常識外れな・けったいな・・・。こんな感じで大体の「けったいな」雰囲気をつかんでいただけますでしょうか?(^_^;)
 ところで、植物の世界にもけったいなものがいろいろあります。まずは「やぐらねぎ」。春になるとネギの花=ねぎ坊主が見られるんですが、ねぎ坊主の代わりにいきなり子ねぎが伸びてきて2階建てになります…(@_@)。 何とも、面白い増え方をするもんです。。。


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 この写真をツイッターにアップしたら、ロシア語圏のお嬢さんからこんな写真が届きました。どう見ても「やぐら玉ねぎ」・・・(@_@) いろんな国にあるんですねぇ。。。


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 これはイチョウの花。世界的にみると「生きた化石」とも言われるほどのけったいな植物なんですが、日本人にとっては大都市の街路樹にも使われ、身近な樹木です。でも、その花を見たことがある人は少ないでしょう。「見えども見えず」。。。イチョウに特別の関心を持っている人しか気づくことは少ないです。4月半ばのほんの一瞬の間に咲きます。このケムシのようなのが雄花です。。。

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 雌花はこんな感じ。まるで宇宙人の頭のようなちっこいのが雌花です。

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 雌花は一般の被子植物のめしべにあたり、その他には何もないシンプルなものです。露出しためしべの先端から粘液が出て、雄花からの精子を受け取る・・・。言葉にするとちょっとエロチックな植物です…(^_^;)

 さて、次はチョコレートの原料のカカオの花と果実。幹に直接花を付けて、そのまま果実になるので「幹生花(かんせいか)」とか、「幹生果(かんせいか)」などと呼ばれます。温帯地方には見られないんですが、熱帯植物には比較的多いです。。。


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 結球する野菜、すなわちキャベツ・レタス・ハクサイなども、本来からすればずいぶんけったいな植物ですね。花を咲かせて種をまかなければ、次世代が繁栄できません。あの形からどうやって花を咲かせるんでしょうか? ハクサイの花を見ると、どう見ても不自然で、かなり無理をして花を咲かせているようにも思えます。。。

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 トウガラシです。なんであんなに辛いんでしょう???食べられることを全く拒否しています。
 実は我々を含めて哺乳類の仲間はトウガラシの辛味成分であるカプサイシンにかなり敏感なんです。ところが鳥の仲間はカプサイシンに対して鈍感。致死量に相当するカプサイシンを与えてもわりと平気です。すなわち、トウガラシの野生種は鳥に果実を食べさせて、種子を遠くまで運んでもらうという生存戦略をとっているんです。これもまた、けったいな事実です。。。

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 まだまだけったいな世界がいっぱいあるんですが、そのうちまたお教えしましょう。。。
 むふふ。。。

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2018年4月21日 (土)

「褄」と「紋」 "Tsuma" and "Mon"

 蝶の前ばねの先端の部分を「褄(つま)」といいます。語源は和服の部位の名称から来ています。ほとんど死語になっていて、正確に理解している人は少ないかと思いますが、和服のすその先端の部分を「つま」といいます。「芸者が左褄をとって歩く・・・」などという表現を使うようです。。。

 で、蝶の名前には「ツマ〇〇チョウ」というのがいくつかあります。そのひとつ、ツマキチョウです。これは今年の4月14日に東京都内の公園のようなところで撮影したんですが、前翅の「つま」の部分が黄色くなっているので、この名が付きました。年1回、サクラの季節より少し遅れて発生し、それ以外の時期には決して見ることは出来ません。モンシロチョウより一回り小さく、弱弱しい飛び方をします。。。

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 つまが黄色いのはオスだけで、メスはこんな感じ。つまの部分が白いのがメスです。。。

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 さて、この種の名前が付いている蝶で最も有名なのは、南西諸島から東南アジアに広く分布するツマベニチョウです。この蝶は10センチ近い大きさで、ものすごくエネルギッシュでダイナミックな飛び方をするので、「ちょうちょ」のイメージとは程遠いです。真紅のハイビスカスの原色の美しさに負けておらず、よく映えるオレンジ色です。。。

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 さて、次に「紋」です。蝶というと普通の日本人はまずモンシロチョウを思い浮かべると思いますが、この名前を詳しく分解すると「紋のある白い蝶」。「紋」という言葉もやはり和服から来ています。。。

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 モンキチョウも同様です。「紋のある黄色い蝶」です。黄色いのがオス。白いのはメスのモンキチョウです。。。

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 ところが様子が違うのがモンキアゲハ。全身ほぼ真っ黒です。モンキアゲハは「紋が黄色いアゲハ」という意味なんです。。。

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 なかなか日本語は難しいです…(^_^;)

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2018年4月17日 (火)

カラシナはえっち Mustard flowers has a shape of H

 沖縄のコンビニに行くと、「ポーク玉子チキナー」などというおにぎりが棚に並んでいます。この「チキナー」って、何なんでしょうか?実はチキナーというのは、沖縄でよく栽培されるカラシナなんです。正確にはカラシナを塩漬けにしたものがチキナーと呼ばれ、カラシナそのものの呼び名ではありません。。。

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 ちなみにカラシナはこんな地味な野菜です。。。


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 私は野菜・果物の花の写真をコレクションしているんですが、アブラナ科植物はなかなか難しいです。というのは、葉の部分を食べる主要なアブラナ科葉菜類は以下の3つのグループに分かれ、それぞれ非常に多彩な姿かたちに品種改良されて現在に至っています。ところが、それぞれのグループ内で花の形はほぼ同じなので、花だけを撮影しても、どの野菜なのか分からないんです。。。

〇カラシナの仲間:カラシナ・タカナ・ザーサイ・カツオナ(福岡での雑煮の必須食材)など

〇菜の花の仲間:コマツナ・ハクサイ・カブ・チンゲンサイ・ミズナ・ナバナ・その他いろいろ

〇キャベツの仲間:キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・芽キャベツ・ケール・コールラビ・ハボタンなど

 ちなみにカラシナの花をアップで見てみると、こんな形をしています。。。花びらが十字形に並ぶのではなく、H型に並びます。。。何となく華奢で、やや小ぶりなのが特徴です。。。

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 さらにここがポイント。カラシナは葉の付き方がごく素直な感じです。


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 いっぽう、これは菜の花の仲間のチンゲンサイ。。。正確に十字型に花びらが並び、カラシナよりも大型です。。。

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 そして菜の花の仲間の葉の付き方は、ちょっと変わってます。葉が茎を巻くように付いています。。。


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 キャベツです。花の大きさは最も大きく、色はレモンイエロー。淡色なのが特徴です。。。

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 これはブロッコリーの花。全く姿かたちが異なる野菜なんですが、花だけを見るとキャベツの花と区別が付きません。。。

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 芽キャベツの花です。これも同じ。。。

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 野菜ではないんですが、ハボタンの花も同じです。。。


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なかなか写真家泣かせの野菜たちです。。。

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2018年4月14日 (土)

イルカンダ(2) Purple chandelier(2)

 前回アップした「イルカンダ」の続きです。4月7日に沖縄本島北部でその花を偶然見つけ、どうやら珍しい植物だということが分かったので、翌4月8日に少し探してみました。すると、かなり多数のイルカンダを発見することが出来たんです。。。

 私は野外に生息する生物の場合、「見えども見れず」という事例が非常に多いと痛感しています。一生懸命探すと結構見つけることが出来るんですが、関心が無い場合、目の前にそれがいても分からない。。。そんな事例が多いような気がします。今回のイルカンダの場合もまさにそれで、沖縄本島北部の一部地域に驚くほど多いことを確認しました。。。

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 あちこちにぶら下がってます。。。

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 光に透かすとまさしくパープル・シャンデリアという雰囲気。まさにアール・ヌーボー調です。。。

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 そして、とある林道。。。イルカンダの花が散り始め、林道一面にかなり積もっている状況。すごい花の量です。。。

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 中には昨年結実した実が道路上に落ちていたりします。。。

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 そしてイルカンダの種子はこんな感じ。。。黒い碁石とそっくりです。大きさや重さ、触った感触もほぼ同じ。皆様、パープル・シャンデリアの種子、育ててみたい方はいつでもお譲りします…(^_^;)

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2018年4月10日 (火)

イルカンダ Purple chandelier

 私が高校生の頃、「宇宙戦艦ヤマト」というアニメがすごく流行りました。放射能除去装置コスモクリーナーを受け取るため、はるか14万8千光年の彼方の大マゼラン星雲にある惑星イスカンダルを目指すという、壮大なドラマです。でもここでご紹介するのはイスカンダルではなく、「イルカンダ」。イル=色。カンダ=かずら。沖縄方言ですが、れっきとした日本語由来です。マメ科トビカズラ属のつる植物の一種で、ヒスイカズラに近縁な種類ですが、非常に珍しいもので、野外で見かけることはごく稀です。

 今年の4月7日、沖縄本島の北部で見かけたイルカンダの花がこれです。。。その独特の雰囲気からパープル・シャンデリアという英語名が付いています。色は異なりますが、やはり雰囲気はヒスイカズラと似てますでしょうか?


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 この花、オオコウモリが花粉を媒介すると言われていますが、はっきりとした生態がよくわかっていません。開花も不定期で、4月頃に咲くんですが、毎年咲くわけではなく、4年に一度くらいのようです。悪臭があり、ハエが集まってきてました。ともかく、面白いものを見れて良かったです。。。

 一方、近縁種のヒスイカズラはその独特の美しさで有名。こんな花です。色は異なりますが、雰囲気はよく似てます。。。


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 なお、本州のヒスイカズラは温室育ちなんですが、沖縄では野外でも咲くようです。。。


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 むふふ。

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2018年4月 7日 (土)

タイムリー Timely

 このブログはあまりタイムリーではないんですが、今回は例外です。昨日から沖縄本島北部に来てますので、その様子をアップします。様子といっても、あいにくの曇天。曇り空の中で新たな野菜や果物の花をいくつかゲットしたので、それをご紹介しましょう。

 まずは(水前寺菜)スイゼンジナです。金時草(キンジソウともいいます。)沖縄での名前はハンダマ。東南アジア原産のキク科の多年草です。熊本県の水前寺地区で湧き水を利用して栽培されたそうです。見た目の一番の特徴は葉の裏が紫色であること。この色がキントキイモに似ているので金時草とも呼ばれるようになりました。。。

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 次は熱帯果樹。バンレイシです。特徴のある果実で、その見た目から釈迦頭(シャカトウ)とも呼ばれます。中南米原産で、果肉はシャーベット~クリーム状です。果肉には梨に似た石細胞があり、ジャリジャリとした食感があります。。。


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 三番目はレモンの花。もう少したくさん咲いていてほしかったんですが、チラホラとしか咲いていませんでした。柑橘類の花はどれもよく似ています。。。


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 最後はタヒチモンビンという、ほとんど知名度のない熱帯果樹です。マンゴーと同じウルシ科なので、かぶれる人は要注意です。はたしてどんな味がするんでしょうか?(^^;)


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むふふ。。。

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2018年4月 3日 (火)

春の日の出 Sunrise in Spring

 春になると空気も緩んで少しもやがかかり、空気中の浮遊物も増すのか、日の出直後の太陽が「美味しそう」に見えます。。。今年の日の出を見てみましょう。

3月4日

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3月29日

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 3月30日

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4月1日

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4月2日。まるで生卵。。。


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むふふ。。。


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