2018年9月11日 (火)

ヒガンバナ Lycoris radiata

 9月の10日を過ぎると、早い場所ではヒガンバナが咲き始めます。昼間は気温が高いんですが、朝夕は涼しくなり、秋めいてくる季節です。。。

Dsc_0002

 黄色く色づいた稲穂と朱色のヒガンバナ。日本の田園地帯の原風景。。。

Dsc_0208

 そして今年はことのほかキアゲハが多く、ヒガンバナにも吸蜜にやって来ます。キアゲハの黄色とヒガンバナの朱色の対比がなかなかお洒落な組み合わせです。。。

_dsc_0182

 飛ぶ!!

_dsc_0165

 魚眼レンズで遊んでみたり。。。なかなか退屈しない秋の一日です。。。

_dsc_0057

 この場所は特別早く咲くので9月10日前にはもうこんな感じなんですが、一般的には9月20日過ぎに見頃を迎えるようです。。。

_dsc_0118

 むふふ。。。

_dsc_0115


_dsc_0122




| | トラックバック (0)

2018年8月25日 (土)

カラスウリ Japanese snake gourd

2016年8月16日に、カラスについてのこのような内容をアップしました。。。

あれから2年たってしまいましたが、ようやくカラスウリをゲットしましたので、ここにアップします。。。

Dsc_0024

 カラスウリは日没後しばらくしてから咲き、数時間でしぼむと言われています。ところがここに挙げた複数のカラスウリの花はいずれも早朝に撮影したものです。。。

 ここ数日、猛暑も収まり、涼しい夜が続いたので、朝まで花が持ったと思われます。。。

Dsc_0074

ともかく不思議な雰囲気を持つ花です。。。

Dsc_0079

レース編みのような、蜘蛛の巣のような花びらは、直径が10センチを超えます。。。

Dsc_0072

むふふ。。。





| | トラックバック (0)

2018年5月12日 (土)

根性 Guts

 沖縄にはガジュマルという木がよく植えられています。なんとも不思議な樹形。。。「ガジュマル=絡まる」だそうです。

Dsc_0004

 この木はなかなか根性があります。クワ科の植物で、イチジクやクワのように果実がたくさんなるため、それを食べた鳥やコウモリによって種子が運ばれます。時々、とんでもないところから発芽しますが、恐ろしく根が丈夫で信じられないような伸び方をします。。。

Dsc_0320

Dsc_0317

公園のガジュマルなんですが、とにかくたくましく成長し、根性のある植物です。。。

Dsc_0047

Dsc_0045

Dsc_0022_2

 そして公園のベンチの下にもいつの間にか芽を出していたりして…(^^)v

Dsc_0003

 根が根性あるだけではなく、枝ぶり自体もかなりの強風にも耐えて生育します。。。

Dsc_0104

 実は私の大好きな蝶の一つである、ツマムラサキマダラは幼虫がガジュマルの葉を食べます。なかなか面白いコンビかと思います…(^^)v

Dsc_0392

 むふふ。。。




| | トラックバック (0)

2018年5月 1日 (火)

海岸 Coast

 今年はいつもの年よりも季節の巡りが早いんでしょうか? 湘南海岸の砂浜には4月末の時点ですでにいろいろな花が咲いていました。。。

 まずはハマヒルガオ。葉の大きさの割にはかなり大型の花が咲きます。。。

Dsc_0015

Dsc_0013

 そしてハマボウフウ。セリ科の野菜としても用いられます。こんなにたくさん生えている海岸は、なかなか珍しいです。。。

Dsc_0011

Dsc_0012

 最後はコウボウムギです。ちょっと変わった形をしています。ムギと名付けられていますが、カヤツリグサ科です。。。

Dsc_0017

Dsc_0018

 むふふ。。。







| | トラックバック (0)

2018年4月28日 (土)

昼と夜 Day and night

 北関東に世界的に有名な藤の花があります。とある公園に咲いているんですが、CNNより2014年の世界の夢の旅行先10カ所に選ばれ、一躍ワールドデビューを果たしました。そのためか、外国人旅行者の姿も非常に多いです。

 藤の花の開花期はちょうどゴールデンウイークに当たるため、人出は相当なもの…(@_@) 開花期間中は7時開場となっているんですが、実際には6時35分くらいから入場することが出来ました。まずは太陽の下の藤の巨木。相当な大きさなので、魚眼レンズが大活躍です。。。

Dsc_0214

Dsc_0165

Dsc_0208

Dsc_0375

Dsc_0296

 これに対し、ライトアップを伴う夜の景色。。。

Dsc_0128

Dsc_0168

Dsc_0151

Dsc_0147

Dsc_0108

さて、あなたはどちらがお好みでしょうか?(^_^;)

| | トラックバック (0)

2018年4月24日 (火)

けったい Strange

 関西弁では「けったいな・・・」という言い回しを頻繁に使います。「けったいな奴」「けったいな恰好」「けったいな〇〇〇」などなど・・・。調べてみるとけったい=奇態。妙な・奇妙な・おかしな・変な・常識外れな・けったいな・・・。こんな感じで大体の「けったいな」雰囲気をつかんでいただけますでしょうか?(^_^;)
 ところで、植物の世界にもけったいなものがいろいろあります。まずは「やぐらねぎ」。春になるとネギの花=ねぎ坊主が見られるんですが、ねぎ坊主の代わりにいきなり子ねぎが伸びてきて2階建てになります…(@_@)。 何とも、面白い増え方をするもんです。。。


Dsc_0176_2

Dsc_0174


 この写真をツイッターにアップしたら、ロシア語圏のお嬢さんからこんな写真が届きました。どう見ても「やぐら玉ねぎ」・・・(@_@) いろんな国にあるんですねぇ。。。


Dazvzcpx4aa7a2q1


 これはイチョウの花。世界的にみると「生きた化石」とも言われるほどのけったいな植物なんですが、日本人にとっては大都市の街路樹にも使われ、身近な樹木です。でも、その花を見たことがある人は少ないでしょう。「見えども見えず」。。。イチョウに特別の関心を持っている人しか気づくことは少ないです。4月半ばのほんの一瞬の間に咲きます。このケムシのようなのが雄花です。。。

Dsc_0112


 雌花はこんな感じ。まるで宇宙人の頭のようなちっこいのが雌花です。

Dsc_0032

 雌花は一般の被子植物のめしべにあたり、その他には何もないシンプルなものです。露出しためしべの先端から粘液が出て、雄花からの精子を受け取る・・・。言葉にするとちょっとエロチックな植物です…(^_^;)

 さて、次はチョコレートの原料のカカオの花と果実。幹に直接花を付けて、そのまま果実になるので「幹生花(かんせいか)」とか、「幹生果(かんせいか)」などと呼ばれます。温帯地方には見られないんですが、熱帯植物には比較的多いです。。。


Dsc_0627

Dsc_0627_2

 結球する野菜、すなわちキャベツ・レタス・ハクサイなども、本来からすればずいぶんけったいな植物ですね。花を咲かせて種をまかなければ、次世代が繁栄できません。あの形からどうやって花を咲かせるんでしょうか? ハクサイの花を見ると、どう見ても不自然で、かなり無理をして花を咲かせているようにも思えます。。。

Dsc_0006


 トウガラシです。なんであんなに辛いんでしょう???食べられることを全く拒否しています。
 実は我々を含めて哺乳類の仲間はトウガラシの辛味成分であるカプサイシンにかなり敏感なんです。ところが鳥の仲間はカプサイシンに対して鈍感。致死量に相当するカプサイシンを与えてもわりと平気です。すなわち、トウガラシの野生種は鳥に果実を食べさせて、種子を遠くまで運んでもらうという生存戦略をとっているんです。これもまた、けったいな事実です。。。

Dsc_0141

 まだまだけったいな世界がいっぱいあるんですが、そのうちまたお教えしましょう。。。
 むふふ。。。

| | トラックバック (0)

2018年4月14日 (土)

イルカンダ(2) Purple chandelier(2)

 前回アップした「イルカンダ」の続きです。4月7日に沖縄本島北部でその花を偶然見つけ、どうやら珍しい植物だということが分かったので、翌4月8日に少し探してみました。すると、かなり多数のイルカンダを発見することが出来たんです。。。

 私は野外に生息する生物の場合、「見えども見れず」という事例が非常に多いと痛感しています。一生懸命探すと結構見つけることが出来るんですが、関心が無い場合、目の前にそれがいても分からない。。。そんな事例が多いような気がします。今回のイルカンダの場合もまさにそれで、沖縄本島北部の一部地域に驚くほど多いことを確認しました。。。

Dsc_0254

 あちこちにぶら下がってます。。。

Dsc_0070

 光に透かすとまさしくパープル・シャンデリアという雰囲気。まさにアール・ヌーボー調です。。。

Dsc_0086

 そして、とある林道。。。イルカンダの花が散り始め、林道一面にかなり積もっている状況。すごい花の量です。。。

Dsc_0240

 中には昨年結実した実が道路上に落ちていたりします。。。

Dsc_0074

 そしてイルカンダの種子はこんな感じ。。。黒い碁石とそっくりです。大きさや重さ、触った感触もほぼ同じ。皆様、パープル・シャンデリアの種子、育ててみたい方はいつでもお譲りします…(^_^;)

Dsc_0234

| | トラックバック (0)

2018年4月10日 (火)

イルカンダ Purple chandelier

 私が高校生の頃、「宇宙戦艦ヤマト」というアニメがすごく流行りました。放射能除去装置コスモクリーナーを受け取るため、はるか14万8千光年の彼方の大マゼラン星雲にある惑星イスカンダルを目指すという、壮大なドラマです。でもここでご紹介するのはイスカンダルではなく、「イルカンダ」。イル=色。カンダ=かずら。沖縄方言ですが、れっきとした日本語由来です。マメ科トビカズラ属のつる植物の一種で、ヒスイカズラに近縁な種類ですが、非常に珍しいもので、野外で見かけることはごく稀です。

 今年の4月7日、沖縄本島の北部で見かけたイルカンダの花がこれです。。。その独特の雰囲気からパープル・シャンデリアという英語名が付いています。色は異なりますが、やはり雰囲気はヒスイカズラと似てますでしょうか?


Dsc_0158

Dsc_0156


Dsc_0157


 この花、オオコウモリが花粉を媒介すると言われていますが、はっきりとした生態がよくわかっていません。開花も不定期で、4月頃に咲くんですが、毎年咲くわけではなく、4年に一度くらいのようです。悪臭があり、ハエが集まってきてました。ともかく、面白いものを見れて良かったです。。。

 一方、近縁種のヒスイカズラはその独特の美しさで有名。こんな花です。色は異なりますが、雰囲気はよく似てます。。。


Dzrvuz7u0aac1wf


Dzrvskou8aecydd


 なお、本州のヒスイカズラは温室育ちなんですが、沖縄では野外でも咲くようです。。。


Dsc_0034


 むふふ。

| | トラックバック (0)

2018年3月 3日 (土)

野菜になりそこなった野草たち Wild plants that could not be vegetables

 3月です。草木が芽吹く時期です。山野に入ると、食べられる野草も目につきます。山菜として認識されているものも多いんですが、ここでは歴史上、一旦栽培されたものの、その後途絶えてしまい、今では野草となっている植物をご紹介します。。。

 ナズナです。通称ぺんぺん草。かつては冬季の貴重な野菜であり、その名残りなのか春の七草のひとつとして七草がゆに入っています。道端のちょっとした空き地や畑の脇など、あらゆるところに見られますが、もともと日本に分布していたものではなく、麦類の伝来とともに帰化したものと考えられています。。。

Dsc_0149

 カラスノエンドウです。日本では使い道の無い植物にカラスという接頭語が使われることが多いですが、小ぶりながらなかなか美しいツートンカラーの花。この植物も至る所に見られます。古代の地中海地方などでは栽培植物だったらしいんですが、その後途絶えてしまい、今では雑草とみなされています。若芽や若いさやが食べられます。。。

Dsc_0489

Dsc_0486

 カタクリです。「片栗粉」の語源で、かつてはこの植物の地下部からデンプンを取ったそうなんですが、すっかり少なくなり、今では天然記念物に指定されている地域もあります。若葉を茹でて食べることも可能です。ちなみに現代の片栗粉はジャガイモやサツマイモから作られます。。。

Dw1zj4yu8aa8hm7

Dw1zztxu8aa4m2n

| | トラックバック (0)

2017年10月24日 (火)

半年待って・・・ Waited half a year...

 5月頃のことです。とある山中で白い花が咲いているのを見つけました。サルナシです。コクワとも呼ばれます。なかなか野生のサルナシの果実を目にする機会は多くないので、場所をよく覚えておきました。サルナシの果実は霜に当たって完熟したものは日本の野生の果実の中で最も美味だといわれています。秋を迎えるのが楽しみです…(^^♪

Dsc_0008

Dsc_0002

 そして9月に入ってすぐの頃、再び同じ場所を訪れました。まだです。。。果実内の種子もまだ白く、未熟な状態です。。。

Dsc_0004

Dsc_0007

 待ちに待った10月20日過ぎ。。。このタイミングがすごく難しいんです。遅くなってしまうとサルに先を越されて食べられてしまいます…(@_@) また、野生の木の実なので、一斉に熟することはなく、バラバラと熟します。このため収穫時期を定めるのが非常に難しいです。。。

Dsc_0003

Dsc_0008_4

Dsc_0012

 まずまずの収穫でした…(^^)v 味もすばらしく、キウイフルーツによく似ているんですが、さらに甘く・香りよく・美味です。。。ただし、道路上に落下してしまっている果実も多く、もう1週間早くても良かったかも…。

Dsc_0009

 地元の道の駅でも栽培品らしきものが店頭に並んでいましたが、まだ完熟していませんでした。少し置いておけば完熟するのかもわかりません。。。

Dsc_0016

 なかなかクセになるシロモノでした( ^ω^)・・・
 キウイフルーツ・マタタビ・サルナシの3種はいずれもマタタビ科に属する近縁のつる植物で、マタタビとサルナシは日本国内の山野に自生し、長いつるが樹木にからまっている様子が見られます。一方、キウイフルーツはその名称やニュージーランド産の輸入品も多いことから、アジアチックではない雰囲気なんですが、原産地は中国。やはり原種が中国に存在しているのでしょう。その後、ニュージーランドに持ち込まれてかなり品種改良されたようです。
 サルナシは非常に美味でキウイフルーツをしのぐ芳香を放ちます。この野生植物をさらに品種改良できないものでしょうか?非常に魅惑的な果物になると思うんですが( ^ω^)・・・

| | トラックバック (0)

より以前の記事一覧