2017年10月24日 (火)

半年待って・・・ Waited half a year...

 5月頃のことです。とある山中で白い花が咲いているのを見つけました。サルナシです。コクワとも呼ばれます。なかなか野生のサルナシの果実を目にする機会は多くないので、場所をよく覚えておきました。サルナシの果実は霜に当たって完熟したものは日本の野生の果実の中で最も美味だといわれています。秋を迎えるのが楽しみです…(^^♪

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 そして9月に入ってすぐの頃、再び同じ場所を訪れました。まだです。。。果実内の種子もまだ白く、未熟な状態です。。。

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 待ちに待った10月20日過ぎ。。。このタイミングがすごく難しいんです。遅くなってしまうとサルに先を越されて食べられてしまいます…(@_@) また、野生の木の実なので、一斉に熟することはなく、バラバラと熟します。このため収穫時期を定めるのが非常に難しいです。。。

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 まずまずの収穫でした…(^^)v 味もすばらしく、キウイフルーツによく似ているんですが、さらに甘く・香りよく・美味です。。。ただし、道路上に落下してしまっている果実も多く、もう1週間早くても良かったかも…。

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 地元の道の駅でも栽培品らしきものが店頭に並んでいましたが、まだ完熟していませんでした。少し置いておけば完熟するのかもわかりません。。。

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 なかなかクセになるシロモノでした( ^ω^)・・・
 キウイフルーツ・マタタビ・サルナシの3種はいずれもマタタビ科に属する近縁のつる植物で、マタタビとサルナシは日本国内の山野に自生し、長いつるが樹木にからまっている様子が見られます。一方、キウイフルーツはその名称やニュージーランド産の輸入品も多いことから、アジアチックではない雰囲気なんですが、原産地は中国。やはり原種が中国に存在しているのでしょう。その後、ニュージーランドに持ち込まれてかなり品種改良されたようです。
 サルナシは非常に美味でキウイフルーツをしのぐ芳香を放ちます。この野生植物をさらに品種改良できないものでしょうか?非常に魅惑的な果物になると思うんですが( ^ω^)・・・

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2017年9月26日 (火)

ヒガンバナ Lycoris radiata

 今年のヒガンバナです。例年よりも花数が多く、まるで紅の海。。。 もう咲き終わったもの・これから咲くつぼみも多数見られました…(^^)v

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 ヒガンバナの花には案外蜜が多いようで、アゲハチョウがよく訪れます…(^_^;)

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 紅の海を飛ぶアゲハチョウ。。。

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 神奈川県でも出るんですねぇ…(@_@)

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2017年8月12日 (土)

ムシトリナデシコ Sweet William Catchfly

 私の自宅からは富士山が比較的近いので、たびたび逆さ富士を撮りに行ったりします。ところがやはりそこは山岳地帯。低地は晴れていても富士山に近づくにつれて霧が出たり曇ったり。。。なかなか思うようにはなりません・・・(@_@)

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 ふと足元を見ると、ピンクのきれいな花がたくさん咲いています。。。

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 近づいて写すとこんな感じ…(^_^;)

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 この植物、ナデシコの仲間です。「ムシトリナデシコ」といい、茎の途中に粘着質の物質を分泌し、これに虫が足を捕られてしまって動けなくなります・・・(@_@) 写真のムシトリナデシコの茎の一部に茶色い部分がありますが、ここが粘着質でとりもちのようにベトベトしています。。。

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 この植物、いわゆる食虫植物ではありません。食虫植物は捕獲した虫を栄養分にしてしまうんですが、そういうことはないようです。どうやら、ただ単に捕まえるだけ・・・。一説によると、花粉を運ばずにただ単に蜜を採りに上ってくるアリを防ぐためだとか。。。本当なんでしょうか???(^_^;)

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2017年7月22日 (土)

フトモモ Rose apple

 石垣島での出来事です。レンタカーで走っていると、何やら果実のようなものが路上にたくさん落ちています。タイヤで引きそうになってしまって、もったいないです。。。

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 近寄ってよく見るとこんな感じ。。。落ちてしまったものはアリがたくさん寄ってきて、ちょっと食用には不適です。。。

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 見上げるとまだたくさんなっています。ちょうどイチジクくらいの大きさ。。。

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「フトモモ」という、ちょっと色っぽい名前の熱帯果樹なんですが、あっさり味の日本梨といった雰囲気の風味で、皮は気にならず、バリバリいけます。土地の人に言わせるとマヨネーズに合うので、サラダがいいそうなんですが、そのままのほうが美味しそう。。。



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2017年7月15日 (土)

紫 Violet

 普通は緑なのに、紫色をしている野菜を見かけることが、しばしばあります。。。

 これは紫キャベツ。。。

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 先日見かけた紫アスパラガス。。。

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 オクラです。ちょっと赤っぽいですが。。。

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 ご存知、シソです。青じそよりも紫色の「紫蘇」の方がメインになっています。。。

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 これも珍しい、紫色のミズナ。。。

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 リーフレタスは紫色のものをよく見かけます。。。

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 これらの紫色の正体は「アントシアニン色素」。これはポリフェノールの一種で、さまざまな植物に普遍的に存在する物質であり、花や果実の着色に役立っています。よく「目が良くなる」「動脈硬化や老化を防ぐ」「抗酸化作用がある」などと言われていますが、本当かどうかはよくわかりませんので、あまり信用しない方が良いかもわかりません。植物がアントシアニン色素を蓄積し、紫色に変色する原因の多くは低温障害です。低温のストレスにより、植物体内にアントシアニン色素が蓄積され、変色します。

 さて、アントシアニン色素を多量に含む紫さつまいもから芋焼酎を作りました。これについても、そのうち(気が向いたら(笑))、お話ししたいと思います( ^ω^)・・・




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2017年7月11日 (火)

もうこんな時期。。。 It is already season like this...

 月日の経つのは早いものです。まだ梅雨明けしていないんですが、猛暑。そして早朝にはハスの花。。。

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 ハスの花は風情と涼味があり、なかなか魅力的です。。。

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 ところで、ちょっとレンズで遊んでみたんですが、どっちが好みですか?どちらも全く同じ花を写したものです・・・(^_^;)

<前の花にピントを合わせた場合>

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<後ろの花にピントを合わせた場合>

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2017年7月 1日 (土)

ミニトマト Cherry tomato

 日本の消費者はなかなか厳しいです。ほんの少しの妥協も許しません。特に嗜好品的性質の著しい果物や果実的野菜の場合、選別が大変です。。。

 ミニトマトは花がたくさん咲きます。多すぎるとまびく必要があります。。。

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 果実もたくさんなります。。。

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 選別も気を使います。。。上は売り物になるもの、下はボツ…(@_@)

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2017年6月17日 (土)

タマネギ畑 Onion field

 東日本大震災で津波の大きな被害を受けた地域も、徐々に復興が進んできました。ここの畑ではたまねぎを作っています。。。

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 たまねぎは生育旺盛…(^^♪ よく見ると、急速に成長するため、たまねぎの周囲が地割れしています(@_@)

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 そして収穫時期になると、葉が倒れてきます。これが食べ頃サインです…(^◇^)

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 病気が出てしまったり、課題も多いんですが、一歩一歩進んでいます( ^ω^)・・・

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2017年6月 6日 (火)

海岸にて・・・ From beach...

 自宅近辺のビーチはサーファーも多く、垢抜けた雰囲気なんですが、よくよく見ると海岸の砂浜にしか見られないような珍しい植物もたくさん生えています。このような植物は全国的にみても減少しつつあり、かなり珍しいものです。。。

 まずハマヒルガオ。砂浜に群落を作ります。明るいピンクで、陽気な雰囲気です。。。

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 単独で生えている小さな株にも花が咲きます。これだけの葉でこんな大きな花の養分を賄えるんですね・・・(@_@)

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 ハマヒルガオの果実。この中には種子が入っています。。。

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 白花のハマヒルガオを見つけました。もしかしたら珍品…(^^)v

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 コウボウムギです。漢字で書くと「弘法麦」。達筆で知られる弘法大師の筆のようです。なお、「ムキ゜」と名付けられていますがムギの仲間ではなく、カヤツリグサ科です。。。

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 これはハマボウフウ。知る人ぞ知る山菜のひとつです。新芽を酢味噌和えや天ぷらにすると野趣あふれる味がします。。。残念ながら全国的に減少傾向が著しい植物なんですが、この付近には結構豊富に生えています…(^^)v

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 こんな砂浜にキアゲハをよく見かけます。。。

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 なんと、幼虫はハマボウフウを食べています・・・(@_@) たくましい。。。

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2016年12月21日 (水)

キャベツ??? Cabbage???

 世の中には犬好きの人が多いです。私は戌年なんですが、特に犬が好きというわけではありません。道を歩いているときに散歩中の犬が足元にまとわりついたりするとき、わずらわしさを感じたりすることもあります。ところで犬って、大きいの・小さいの・足が短いの・細長いの・丸っこいの・鼻が低いの・・・ずいぶんバラエティーに富んだ姿かたちをしています。元々は小型のオオカミに似た雑種犬のような姿だったといいますが、非常に多様です。人間の創意工夫というものは、時折とんでもないものを作り上げます。「神の領域」とでも言えばいいんでしょうか?まるで別種の生き物を作り上げたような・・・そんな感じがします。

 こういったことは植物にも当てはまります。これはありふれたキャベツなんですが。。。

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 紫キャベツです。アントシアニン色素を多量に含んでいるため、独特の色をしています。

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 植物ですので、当然花が咲きます。つぼみを食べるために改良されたのがブロッコリーなんですが、この辺からすでにかなりキャベツとはかけ離れてきます。。。

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 当然なんですが、カリフラワーも植物学的にはキャベツと同一種です。そしてこれは「ロマネスコ」という、フラクタルな構造を持つカリフラワーの品種です。。。

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 一方で、キャベツそのものの形をしているんですが、ピンポン玉のように小さな「芽キャベツ」という品種があります。これも正真正銘、キャベツと同種です。ごらんのようにわき芽が結球するように品種改良されたものです。。。

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 これはコールラビ。丸いのは葉ではなく、茎が太ったものです。この品種は太った茎を食べます。ドイツ時代、コールラビのぬか漬けが非常に美味で、駐在員の奥さんたちの間で流行っていたのを思い出します。。。

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 さらに、結球しない品種もあります。一般的に「ケール」と呼ばれるグループですが、これもキャベツと同一種です。もともと野生種のキャベツはこれに近かったといわれます。写真のものはイタリアの品種で、「カーボロネロ」です。。。

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 さらにここまでくると、まるでパセリのように見えますが、これもれっきとしたキャベツの一種。カールドケールです。かなり葉が縮れています。。。

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 カールドケールには紫色のタイプもあります。。。

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 というわけで犬と同様、キャベツの世界も人間の好奇心と創意工夫により、とんでもなく多様性に富んだ状況になっています。。。



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